イヤリング探して4000歩
昨日の苦労話です。イヤリングを片方落としてしまい、大学中をあちこち歩き回った結果、何とか見つけることができました。なんでそんなに頑張って探したのか、どうやって見つけたのかなどを書くことにします。
私はアクセサリーを大学生にしては持っているほうだと思います。とはいってもバイト代をアクセサリーにつぎ込んでいるわけではないです。自分で買ったものはなくて、ほぼ全部が祖母からのもらい物。
私の祖母は若いころからおしゃれが大好きだったらしく、年をとっても化粧をしっかりしていたりと素敵なおばあちゃんです。そんな祖母ですが最近は町に出歩くことが減ってしまったようで、おしゃれをする機会があまりなくなってしまったらしいです。だけどテレビショッピングのアクセサリーコーナーを見るのは大好きで、見ると欲しくなってしまう。
そこで祖母は、私が好きそうなものを買って送ってくれるようになりました。若いうちにたくさんおしゃれを楽しんでほしいということで、ありがたくつけさせてもらっています。アクセサリーをつけていると、おしゃれに見える以上に祖母が近くで見守ってくれている感じがして落ち着きます。だから大事なプレゼンやテストのときは積極的に身につけているんです。
ここまで読んでお判りでしょうか、私が落としたのはまさにその祖母がくれたイヤリングのうちの一つだったんです。だからこそ何としても取り戻さなきゃいけなかったんです。
イヤリングが片方ないのに気づいたのは下校の時。校門を出つつイヤホンを耳に当て、あれ!っと気づきました。もうその時点でパニックになってしまい、完全に冷静さを失っていました。というのも、半年ほど前にもイヤリングを落としたことがあったんです。ジムに行ったときにうっかり外し忘れたまま運動してしまい、片耳だけ紛失。スタッフさんにも手伝ってもらって探したのですが見つからず、すっごく落ち込みました。そんな経験があったので、昨日は「またやっちゃった!どうしよう!」という焦りに飲み込まれてしまいました。
ここからが脳筋。私はダイナミックな捜索に乗り出しました。とにかく登校から下校までの間に通ったすべての場所を探せばどこかにあるだろうと思ったんですね。ちなみになぜ電車内じゃないかと思ったかというと、登校して最初に受けた授業で友人にイヤリングを褒められたからです。学校に来た時には間違いなく耳についていたので、学校内を探せば見つかると踏んでいました。
そして歩くこと30分ほど。歩数計を見たら短時間で4000歩。同じ場所を3回くらいはグルグル回りましたが、収穫はありませんでした。警備員さんの前を何度も行き来したので不審者と思われたかもしれないです。「また今回もダメか…」とあきらめモードに入り、帰宅の途に就くことにしました。
そして校門を出るとき…目に入ったのは…キラキラ輝くイヤリング!!!
このことが示す事実は一つ。私がイヤリングを落としたのはまさに校門を出つつイヤホンをはめた瞬間だったんです!落とした瞬間に足元を見ていれば、即刻見つかっていたんです!自分アホだなあ...としばし放心しちゃいました。
こんなわけで、無事イヤリングは手元に戻ってきました。落としちゃってごめんねと声をかけながら柔らかい布で拭き、ケースに安置してあります。落として改めて大切さに気付いたので、これからも丁寧に大事に使っていこうと思います。
※みんなのフォトギャラリーより、momoro66様から画像をお借りしました。「アクセサリー」で検索して、かわいかったので使わせていただきました。猫大好きです。
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