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Goryoクラガンサイドボード論 第7回

~vsヨーグモス医院~

対戦結果

名前が面白いデッキ。やばい病院であることは間違いない。(確信)
実際、"医院" と名乗るのはおこがましいような動きをする。そもそも、病院なのにメインの患者が "不死" って…。

さて、対戦回数は13回で9勝4敗(勝率69.2%)となっている。
対戦回数が多い順に記事を書いているが、第7回になっても大幅な勝ち越しが続いているのはすごいことである。
※次回にようやく負け越しているデッキが登場します。

相性

結果からは「やや有利~有利」に見えるが、体感だと「やや有利」くらいか。
初期ライフが高いことが多いのと、サーガルートを不死や壁で潰してくるため、すごく簡単な相手ではない。とはいえ、テフェリーやカーンのようなキラーカードを擁しているわけではないため、メインの御霊・クラガンルートが決めやすい。

院長
クレリック…?
主な患者達
不死…?スピリット…?

メイン戦の考え方

自傷がゼロのことも多い上に、序盤に《裕福な亭主/Prosperous Innkeeper》を出されることもあり、ライフを射程圏に落とすことが難しいデッキである。稲妻をクリーチャーに当てる強みもあまりないため、積極的に顔面に叩きつけていこう。

だいたい target you
マナクリを無視することもある

ライフ面さえクリアしてしまえば、4tがお互いのコンボ成立でせめぎ合う。先手が有利だが、妨害手段を考えると御霊クラガン側に軍配が上がるはずだ。
唯一、気をつけるべきはメインから取られている可能性が高い《忍耐/Endurance》の存在である。1~2枚程度なので、ピッチで打たれる分には仕方ないと割り切るとしても、《召喚の調べ/Chord of Calling》をX=3以上でキャストできる状況では御霊ルートを選択しないようにしよう。

赤緑クラガンではお世話になってます
緑頂点よりつよいのでは?

また、サーガに関しては大きいサイズのトークンを作られるのは嫌がるはずなので、そのような素振りを見せて、マナや手札を消費させる仕事はある。実際にサーガで勝つことは稀だが、無視はできないカードなので積極的に設置しよう。

【メイン戦のつよさ】
クラガンルート…☆☆☆☆☆
御霊ルート…☆☆☆☆
サーガの有効性…☆☆☆

サイドボード論

相手のサイドボードは《忍耐/Endurance》の増量と《活性の力/Force of Vigor》が入ってくるはずだ。《忍耐/Endurance》はともかく、《活性の力/Force of Vigor》はピッチで打たれても2:2交換でテンポも取られるし、4マナまで伸ばされて打たれると結構な痛手になりうる。
とはいえ、どちらのカードも軽くはないので丁寧にマナクリを除去したり、ハンデスで落としたりしよう。(メイン戦よりもマナクリを除去する価値が上がるイメージ)

サーガをタイミング良く割られるとしんどい


さて、このデッキや鱗親和のように特殊な除去が必要なデッキを意識してサイドに入れているカードが《軍団の最期/Legion's End》である。

たまに爆アドになる

また、《虚空の力線/Leyline of the Void》も初手にあったらすごく嬉しいのでサイドインしよう。

不死を無視(激寒)

あとは院長や《飢餓の潮流、グリスト/Grist, the Hunger Tide》を刺すことができる針は想像以上に強い。力線や針は《活性の力/Force of Vigor》で割られる可能性もあるが、相手の攻め手が2枚減るなら良しとしよう。

サイドボード一例
金太郎飴でハンデスの効果は低いがチューターで持ってくることがあるので1枚だけ残す

妨害札を多めにとっているし、相手は相手でサイドカードを入れることでメインプランが薄まっているため、クラガンルートが十分間に合うマッチである。また、クラガンルートを妨害する手段はたまに入っているハンデスくらいなので、チューターも合わせて十分コンボを決めることができると思おう。

【サイド後のつよさ】
クラガンルート…☆☆☆☆☆
御霊ルート…☆☆
サーガの有効性…☆

おわりに

クラガンルートが輝くマッチなので、全国のクラガンウィッカー歓喜のマッチである。ライフ水準を落とすのを忘れないようにしよう。


次回予告

第8回 vs続唱サイ

 次→(UPされたらリンクをはる)

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