Goryoクラガンサイドボード論 第１回
～vs赤黒想起～
対戦結果
300戦中、最も対戦したデッキである。アーキタイプはある程度はまとめているが、このデッキは独自の色がでているデッキはあまりなかった。（死の影が入っていたり、白がタッチされている型が少しだけ。）
さて、対戦回数は30回で21勝9敗（勝率70％）となっている。
…勝ちすぎでは？
相性
単純な結果からの相性は「有利」と言えるだろう。トップに頼ることが多いので体感は明らかに有利とは思わないが、"ハンデスされても勝てるな” という印象である。恐らくは「やや有利or有利」と言っても良いかなと。
※回されている方は、是非とも感想を教えて頂けると嬉しいです。
メイン戦の考え方
１ｔに赤黒土地を置いてきたら大抵はこのデッキである。１ｔの動きでほとんどデッキがわかるので、そこから相手の動きに合わせる形になる。
０マナエムラキャストもあるよ
①悲嘆ブリンクスタート（たまに激情）
②ラガバンスタート
③ダウスィー出してからハンデス
あたりがメインの戦法。歴戦により息切れしにくい構成となっている。
基本的には①②に対してやれることをやるだけだが、③ダウスィー絡みの動きに注意したい。料理書が出せている場合、ダウスィーのキャストにスタックしてグル谷を落として勝てることが結構ある。
（ちなみに③でエムラを落とされるのが負け筋の１つなのでエムラを持っている場合は２ｔのダウスィーキャストスタックで捨てる選択も考えられる。１ｔに動きがなかった場合は、２ｔダウスィーからそのまま悲嘆が飛んでくると思った方がよい。）
歴戦が出るまではブロッカーが残らない＋自傷が多く初期ライフが低いことから、vs赤黒想起ではグル谷がかなり強いカードであり、２キルが発生するマッチの一つである。
悲嘆ブリンクからさらにラガバンやダウスィーと動かれたらさすがに仕方ないが、そうでなければ結構クロックが遅いデッキなので、チューターやトップから勝てるカードを割と持ってくることができる。
サーガも5/5まで育つ見込みがあれば有効だが、メインに月が入っていることが多いので注意はしたい。
【メイン戦のつよさ】
クラガンルート…☆☆☆☆
御霊ルート…☆☆☆☆☆
サーガの有効性…☆☆☆☆
サイドボード論
ハンデスは極稀に歴戦を効果的に抜ける程度なので不要。全抜きして除去と墓地対策を入れるが、黒ボムや遺産は手遅れ気味なので不要。力線が初手にあったらラッキーくらいの感じで「ハンデスされても勝つ」という気持ちを忘れない。
墓地対策封じの針と軍団の最期の２枚目は好みかな？
また、キープ基準の１つにハンデスで落とされないサーガがある。月が残っている可能性もあるが、サイド後に置かれたことはあまりないので、多少ケアする程度で良いかと思う。このマッチはサーガが決めることも多い。
さらに、３ｔ以内に負けることがない＋ライフが簡単に15以下になるため、クラガンの価値も高い。砲弾は８枚と言えるので、サーガも含めて土地の価値が高いマッチである。
極端な話、土地４枚だけでスタートしても勝ちうると考えるとやはり相性は良い気がする。
【サイド後のつよさ】
クラガンルート…☆☆☆☆
御霊ルート…☆☆☆☆
サーガの有効性…☆☆☆☆
サイド後も全ルートが十分強いので、墓地対策が見えたらサッサと他のルートに切り替えよう。
おわりに
トップメタの一角ではあるが、なぜか７割も勝てている。赤黒不快と言ったりするが、割り切っていればそんなに不快でもないし、勝率だけみれば赤黒愉快。手札が落とされた後は右手よ光れ。（チューターとかいうリストバンドから有効牌を持ってきながら。）
次回予告
次→（https://note.com/lelougelion09/n/n5d26c7ad47a5）
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