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<サウナ体験談>太古の湯グリーンサウナ 神奈川県平塚市

今回は惜しくも2020年5月に閉館してしまった神奈川県平塚市にあった「太古の湯グリーンサウナ」のレビューです。

閉館してしまい、本当に残念です。もう行くことはできませんが記録として残しておこうと思います。

レビューとして、お店の特徴や初めて訪れた時の体験談を交えてご紹介します。

太古の湯グリーンサウナとは

 太古の湯グリーンサウナは神奈川県平塚市にあった天然温泉とサウナのある入浴施設です。太古の湯と名付けられたおよそ2400万年前の地層から湧き出た温泉があります。またサウナも有名で30名以上は入れれる広いフィンランド式サウナテントサウナが楽しめます。「ドラマ サ道」でも取り上げられた有名店です。

太古の湯グリーンサウナの行き方

太古の湯グリーンサウナは平塚駅西口改札から徒歩2分の位置にあり、とてもアクセス性が良いです。また有料の駐車場もあります。近くにコンビニやドラックストア、飲食チェーン店などもあるので腹ごしらえしてサウナに向かうこともできます。

体験談:<理想郷>完璧に近いサウナ施設に感動

平塚駅西口改札から出て、線路に沿って50mほど歩くとグリーンサウナがあります。

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周辺を少しウロウロしてコンビニで水分補給用のイオンウォーターを買っていざ入店。

入口は昔ながらの落ち着いた雰囲気で少し懐かしい感じです。木の下駄箱に靴をしまい受付へ。料金を払ってタオルと館内着をもらいロッカールームへ行きます。

ここでちょっとびっくり。大量の写真がお出迎え。オーナーのサウナ旅行記がびっしりとあります。(サウナ愛を感じます。。。)

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ロッカールームに入っていくと下駄箱のナンバーがそのままロッカーナンバーになっているタイプの施設であることに気が付きます。できるだけ風呂場の入り口に陣取りたいタイプのレオンではあるが、ここは大人しくルールに従います。(次回のために入口に近いロッカーナンバーを暗記するレオン)

着替えを済ませ、いざ風呂場へ入場。

ひ、ひろい。そして何とも言えない素晴らしい解放感。

解放感の原因は浴場の一面がほぼ開けっ放しになっており、外気が内風呂に直接流れ込んでいるからだと気が付きます。一度浴場内を一周して施設の完成度の高さにニヤニヤが止まりません。

さて何から楽しもうか。。。

一息ついて、とりあえず頭、体を洗うことにします。ここはあかすりタオルと歯ブラシが常備されている優良店です。

次に、自慢の天然温泉へ。太古の湯と呼ばれる茶色い湯舟へゆっくりと入浴します。それほど熱くはないが、数分で体がポカポカと温まっていくのが感じられ既に気分はとても良いです。

他の湯舟の種類としては、ジャグジー系、寝湯系、炭酸泉、そして露天風呂があり、まさに最強のラインナップといった感じです。

一通り、湯舟を楽しんだ後にメインともいうべきテントサウナの様子を見に露天風呂エリアに行きます。係員がテントサウナの前にいたので、声を掛けると予約制ということなので、ロッカー番号を申請して1時間後に予約しました。

ここで、驚き。テントサウナの前でビールを売っています。また灰皿も用意されており、風呂場でビールとたばこが吸えます。いろいろなサウナ施設、温泉浴場に行ったレオンではあるががこんなところは初めてです。

テントサウナの予約を終え、一旦フィンランド式サウナへ。入口の前にロウリュの案内が張ってあり、おおよそ1時間おきにロウリュイベントが開催されていることがわかりました。これはかなりの高ポイントです。ロウリュの時間までは少し時間があったのですが、とりあえず入ることにしました。1セット目です。

サウナマットを手にサウナルームへ入ります。(サウナマットがあるのもまた高ポイントです。)

3段席のサウナルームはとても広いです。また小部屋のようなサウナルームもあり、こちらはTVが無いため静かにサウナを楽しむことができます。今回は人が少なかったため、3段目のサウナストーンに近い(一番熱いとされている)席を確保できました。

フィンランド式であるため、そこまで高温ではないが、じっくりと汗が出てきます。TVを見ながら12分間耐えます。

最後の15秒で水風呂の快感を想像し、ゆっくりとサウナから出でガッシングシャワーへ。ガッシングシャワーとは紐を引くと桶いっぱいの水が落ちてくるという、サウナーのためといっても良いアトラクションです。紐を引き頭から水をかぶります。(なんとも言えない気持ちよさ。)残りの汗をシャワーで洗い流し水風呂へ。

ここの水風呂は薬草水風呂と呼ばれ、薬草のでかいティーパックみたいなものを通して水風呂が形成されています。(水風呂まで体に良いとはスゴイ)そのため、水風呂も少し茶色く、水温はそこまで低くはない感じです。(おそらく16~17℃)サイズは若干小さく、6人が限界といったところです。水風呂へゆっくり浸かり、至福の時間を過ごします。(水風呂のためにサウナに入っていると言ってもよい瞬間である。)1分ほど浸かり休憩用のイスへ。

ここには休憩用のイスが内外合わせて10個ほどあり、大勢が同時に「ととのう」ことができます。

イスに座りゆっくりと深呼吸。

徐々に湧き上がる幸福感に包まれながら無の境地へ。。。。

1セット目から完全にととのっていると、ロウリュの時間が迫っていることに気が付いたので、2セット目へ。

また3段目のサウナストーン近くの席を確保し、熱波師を待ちます。

時間ぴったりに熱波師が入場してきました。TVの音量を消し、注意事項の説明が始まります。サウナストーンにゆっくりとサウナ水をかけていく熱波師。

ジュゥ~という心地の良い音が響き渡ります。目を閉じ音と熱さを楽しむレオン。(徐々に体感温度が上がっていく感じがとても心地よい。)

アウフグースはパワー系でした。とにかくすごい風圧の風が全身に浴びせられます。毎回感じるのですが、この暑さでこれだけ動きができる熱波師には尊敬しかありません。おかわりも含め3回のロウリュを体験し、熱波師に拍手を送った後にふらふらになりながらサウナルームの外へ出ました。そして、ガッシングシャワー→シャワー→水風呂へ。

1分ほどで水風呂から上がり、イスへ座ってまた無の境地へ。。。

もう何度この行為を繰り返しているかわかりませんが飽きずに毎回幸せになれるというのは、サウナというのは本当に素晴らしいと感じます。

テントサウナの時間が来たのでいよいよテントサウナへ。

2人組のお客さんと合同で入ることになりました。席は2段になっており4人しか座れない構成になっています。レオンは2段目に陣取りました。

お客自ら、サウナストーンに水を掛けていくセルフロウリュスタイルです。同席したお客さんと話し合いながら水を掛けていきました。

テントサウナに初めて入りましたがそこまで熱くならないんだなと感じました。特に下段はあまり熱くならないと同席したお客さんが言っていました。時計もなく、もちろんTVもないのでただただ自分の限界との挑戦です。ただ静かな時間がゆっくりと流れるこの感じは嫌いではありません。将来お金持ちになったら自宅の庭に欲しいと思わせる一品です。

10分ほどでテントサウナを後にしてシャワーをした後に水風呂に浸かります。

イスに移動してまたまた無の境地へ。。。

ゆっくりと幸福感を楽しんだ後に3セット目終了。

最後にもう一度頭と体を洗い流し、浴場を後にしました。

体を拭き、館内着に着替えて2階に上がります。ここはパウダールームが2階に位置しています。(これは若干マイナスポイント)また階段のいたるところに旅行記の写真がありました。

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休憩スペースはリクライニングチェアと簡易ベッドみたいなものが約30個ほどありました。レオンはリクライニングチェアでしばらく休憩。

続いてレストランエリアへ。メニューを見ると城門ラーメンなるものが有名らしいです。また五目焼きそばが人気とのこと。城門ラーメンは「ドラマ サ道」で主人公が食べていたメニューです。レオンは日替わり定食のカツカレーに惹かれたため、カツカレーを選択しました。

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味もおいしいし、量もそこそこあるため大満足でした。

レストランを後にし、もう一度休憩スペースでダラダラ過ごします。ここは漫画や雑誌も置いてあるため何時間でも過ごせてしまいます。

もう一度、温泉とサウナを楽しみ「太古の湯グリーンサウナ」を退館しました。総じて大満足でした。

最後に「太古の湯グリーンサウナ」は残念ながら閉館してしまいましたが、最高のそしてサウナ愛に溢れるレオンの理想郷ともいえるサウナ施設でした。本施設に関わった全てのスタッフに感謝を申し上げます。そしてお疲れ様でした。

総合評価

サウナ:★★★★☆                         水風呂:★★★★☆                         休憩 :★★★★★                         サウナ飯:★★★★☆                        リラクゼーション:★★★★☆                    良いところ:サウナルームが広い。ロウリュ、アウフグースが頻繁にある。薬草水風呂が良い。外気浴ができる。浴場内でビールたばこが吸える。テントサウナが体験できる。サウナ飯がおいしい。リラクゼーションエリアが充実している。サウナ愛を感じる。                   気になるところ:タオルが1組しか使えない。パウダールームがロッカールームから離れている。水風呂が少し狭い。

おわり。

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