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カブトと万里と二度目の主演と -A3!11幕から読み解く『風と光と二十の私と』-

※※このnoteは『風と光と二十の私と(坂口安吾 著)』を、A3!11幕の視点から読み解き、感想を纏めたものとなります。 A3!11幕のネタバレをふんだんに含みますので、ご注意ください 1.はじめにA3!11幕ほんっっっっっとに面白かったですね……面白かったですね…… 摂津万里という役者がさらに成長するには、の問題提起から始まり、カブトくんとの出会い、演出助手への挑戦、炎上事件などを経て、彼は自身の役者としてのルーツを見つけることができました。 はじめて舞台の上でポートレイ

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      A3!4周年イベスト『トビラを開くのは君の声』よかったですね……とてもよかったですね……。 『鍵』と『扉』に焦点を当て、心のトビラを監督に開けてもらった劇団員たちが、ミックス公演の振り返りという手段を用いて恩返しを行う光景に、心を打たれた監督さんも多いんじゃないかなと思います。 ミニキャラ達のパーティーもかわいかったね(画面内は豪雨) さて、今回のイベストで、いづみちゃんは『ここではないどこかの鍵』を拾い、『何が咲くかまだわからない種』を劇団員たちからいただきました。 こ

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