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レスターの夏移籍を考察<中編> ~加入選手を妄想~

現在延期となっているプレミアリーグ。こんな時だからこそ、チームの現状を見つめなおし、来夏に誰を取ってほしいか。誰が来たら合うか。こんなことを妄想していきたいと思う。中編、後編では、実際に誰に来てほしいかを独断と偏見で勝手にランキング形式で紹介していきます。中編は10位~6位を紹介します。 最後まで読んでいただければ嬉しいです。

前編をまだ見ていない方はこちらもぜひご覧ください。↓↓↓


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前編のふりかえり

前編では主に3つの補強ポイントを見つけた。

・今後エヴァンスの後釜を担える第3CB。

・エンディディが不在でも安心して任せられるアンカー。

・右SHの中でプレーする(出来れば左利きの)質の高い選手。

・(レンタル中のスリマニを戻す)

これを踏まえて誰に来てほしいかを妄想していきたいと思う。



10位 ボーウェン(ウェストハム)

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今冬にウェストハムに加入した左利き右WGボーウェン。圧倒的な得点力が魅力で昨シーズンはハルで22得点、今シーズンも18得点(うち17点はハル時代)を挙げている。両足使えて、ゴール前のポジショニングもよく、得点を取るための手段が豊富な選手。恥ずかしながらウェストハムに加入してから彼を知ったが、サウサンプトン戦での彼のプレーは本当に素晴らしかった。

まだ加入したばかりで、あまり現実的ではないかなと思ったのでこの順位にしたが、仮にウェストハムが降格したら彼の獲得も不可能ではないと思い、選んだ。(個人的にはめちゃくちゃ見たい)

レスターに加入したら、右SHで使い中に入っていき、高い得点力を発揮してほしい。ぺレイラとの相性もよさそうだし、すぐにチームに溶け込むことができる選手だと思う。バーディーとのホットラインがイメージできる。


9位 ジェルダン・シャキリ(リバプール)

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リバプールでプレーする左利き右WGシャキリ。今シーズンはクロップの信頼をつかめていないが、彼がノッているときのプレーは非常に素晴らしい。高い技術と、体の強さ、パンチ力のある左足は非常にレベルが高い。攻撃のアクセントを加え、自らも点を取ることができる。ただ、守備の規律を守るのは得意ではなく、攻撃時もポジショニングが素晴らしいとは言えない。

セビージャへの移籍が現時点では噂されているが、セビージャには似たタイプのスソがいる(シャキリのほうが内側でプレーするが)のでセビージャが果たして本当に取るかわからない。

レスターに加入したら、彼も右SHのポジションから中に入って攻撃に絡む役割だろう。ボージャンほどの器用さはなくても、より理不尽なプレーを期待できる。場合によってはジョーカー的な使い方もありだろう。(昨シーズンは途中出場で勝利に導く試合がいくつかあった)


8位 冨安健洋(ボローニャ)

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今シーズンボローニャで評価を爆上げしている若き日本の宝。ボローニャでは右SBでの起用が多いが、CBやアンカーでのプレーがメイン。フィジカルも強く、スピードもあり、海外選手相手でも張り合えるだろう。準備力も高く、簡単に裏抜けされるシーンはほとんど見ない。ビルドアップも上手く、右SBでの経験も大きく活きるだろう。まさしく「完全無欠」のCBだ。

ボローニャ側は冨安の残留を熱望しているが、冨安はステップアップも検討していると言われている。ただ、彼はイタリア語を勉強中でこのタイミングで国外に行くのはあまり考えにくい。そうなると国内でのステップアップが現実的かなと個人的には思う。ラツィオやアタランタなどCLを狙うチームからのオファーがあればそちらに行くかもしれないが、これらのチームからのオファーがなければ、CLに出場するレスターに来てくれないかと、レスターファンとしても、日本人としても願っている。(レスターがCLに出れればだが)

レスターに加入すればおそらくショユンジュ的に1年目は控えでプレミアとレスターに慣れさせ、2年目、3年目あたりから衰えたエヴァンスと序列が変化するのではないかと思う。来夏はCLかELと並行してリーグを戦うことが濃厚で、出場機会はある程度確保されるのでないかと思う。エンディディが出れないときは、3バックにしたり、アンカーに冨安を使うなど新たな引き出しを作ることもできる。来てくれれば間違いなく貴重な戦力になるだろう。


7位 ペドロ(チェルシー)

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今シーズンで契約が切れるペドロ。ランパード監督の下では当初は出場機会を得られなかったが、最近は先発の機会も増えている。ドリブルのキレは全盛期に比べて衰えているが、ゴール前に飛び出していくプレーや縦への突破など彼の持ち味は健在だ。守備も献身的にこなし、攻守両面で気が利くウィンガーだ。右サイドも左サイドもこなすことができるのも特徴だ。

ペドロ自身はチェルシーの残留を希望しているが、新たにツィエクの加入も決まっており契約延長の見込みは現時点では低い。神戸への移籍も噂されているが、欧州でのプレーを希望しているためレスターに来ないかなと思っている。33歳という年齢は気になるが、貴重な戦力になることは間違いないだろう。

レスターに加われば、右ペドロ、左バーンズがメインになるだろう。積極的にダイアゴナルの動きを繰り返してほしい。バーディーが空けたスペースに入っていく選手がレスターに必要なので、彼がベストな人材だろう。状況によっては、左SHはもちろん、インサイドハーフでの起用もアリだと思う。例えば、IHのパートナーをティーレマンスにして、攻撃時は下がり目にティーレマンス、上がり目にペドロというのも面白いだろう。後は、年齢をどう捉えるかだが、CLを戦うならば彼のような欧州での経験豊富な選手は貴重だし、フリーで獲得できるなら取ってほしい選手だ。

6位 イーサン・アンパドゥ(チェルシー)

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チェルシーからライプツィヒにレンタル中の若きウェールズ代表DF。ビルドアップが非常にうまく、長短のパスを使いこなすことができる。身長は182cmと、CBとしては決して高くないが、力強さはライプツィヒに移籍してからどんどん増している。スピードもある程度あり、準備力も高いので現代的なCBだ。アンカーも得意としていて、ポリバレントの高さもある。19歳という若さも魅力的だ。

ライプツィヒではほとんど出場機会を得られていないので、間違いなく来季もライプツィヒに残るということはないだろう。来季も武者修行するのか、チェルシーでプレーするのかは分からないが、おそらく今シーズンはそんなに出場機会を得られなかったので、来季もどこかにレンタル移籍するのではないかと個人的には考えている。レスターでも継続的な出番を得ることは難しいかもしれないが、控えCB、控えアンカーとしてある程度プレーできると思う。プレミア、CL両方のレベルを体感できることもプラスだろうし、チェルシーにとっても決して悪い話ではないと思う。

レスターに加わったら、やはり、第3CBと控えアンカーという序列だろう。ビルドアップのスムーズさは、ショユンジュやエヴァンスよりも上なので、格下相手のときなど、ボールをより長く保持する試合ではアンパドゥが使われるかもしれない。少なくとも、ライプツィヒよりは出番を多く得られるだろう。獲得できるとしたらレンタルだと思うが、買取オプション付きの契約だと尚良い。

<まとめ>

10位~6位を発表しました。

右SH:ボーウェン、シャキリ、ペドロ

第3CB&控えアンカー:富安、アンパドゥ

こういった結果になりました。この記事を書いていて、CBとアンカーを両方できる選手が理想的だなと思いました。ボーウェン、富安はあまり来る可能性が高くないかと思い、この順位にしましたが来たら1位~5位の選手よりもチームに合うんじゃないかと思っています。ペドロ、アンパドゥは年齢やレンタルという条件面でこの順位にしました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。5位~1位は後編で紹介します。ぜひ後編もご覧ください。                 完

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