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ライカ太郎、閉館前の新所沢パルコを訪問

子どもの頃に実家があった埼玉県所沢市の新所沢駅徒歩2分のところにある「新所沢パルコ」が、2024年2月29日で閉館。最後の週末となった2月2回目の三連休初日に訪問してきました。

シントコ(地元民は愛着をこめて「新所沢」のことを「シントコ」と呼びますW)にPARCOが出来て40年も経つのですね。月日は百代の過客にして・・・
歳月人を待たず。

(当時)お隣の所沢駅プロペ通りの突き当たりに「ダイエー」が出来たのはその少し前のタイミングでした。当時中学生だったわたしは仲間と自転車に乗って所沢の新名所、ダイエーに入り浸り、特に1階にある「ウェンディーズ」でたむろしていました。その後シントコにPARCOが出来ると、やはり1階の「ロッテリア」に場所を変え、仲間と集まっていましたね。

また当時は「セゾン文化」全盛期。DCブーム(死語)の時は高校生ながら、新所沢パルコでJUN やコムサ・デ・モード、Mens BIGIなどの洋服を買っていましたねー。(所沢の丸井で「赤いカード」を持ったのもこの頃)

セイシュンを過ごした場所が無くなる、ということで、電車に乗ってトコトコと訪問してきました。天皇誕生日のこの日はつめたい雨降りの日。ライカM10のモノクロモードで初めて撮ってみました。レンズは愛用の35mmズミクロン(4th)。

駅改札を出て西口へ向かう階段を降り、左手にあるみずほ銀行の前を通り過ぎると道の向こう側に建物を見つけられます。そう。シントコのPARCOは「PARCO+ Let's」という箱なんです!


嫌が応でも「閉館(閉店)することが分かる表示
PARCO館とLet's館を結ぶプロムナードではマルシェが展開中でした
40年間ありがとう の横断旗が悲しい
フロアインフォメーションを記念に
シントコのPARCOといえば「レッツシネパーク」!電車に乗らずに映画館に行けたことがなによりのインセンティブでした。最初に観た映画は民川裕司3部作の1作目「すかんぴんウォーク」。
最初に観た洋画はミッキー・ローク主演の「エンゼルハート」でしたね。
こちらはPARCO館入り口
こちらはLet's館の入り口です
店内もだいぶ品物が無くなっており、29日の最終に向けた準備が進んでいる印象でした。

店内で何店かをめぐりお買いもの。「新所沢パルコ」と刻印のあるレシートをもらって帰宅しました。
ありがとう新所沢パルコ。
ひとつの時代が幕を閉じる、そんな感じです。

最後に、当時よく過ごしていたロッテリアさんをパチリと。

40年間、ありがとうございました!

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