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自分のものさし

カメラが欲しいです。今一番の候補はfplです。fplで撮影した画像を次の号の誌面に掲載する予定ですので、仕上がりを見てから本格的に迷います。

やっぱり機材は自分が気に入ったものを使いたいものです。自分がもしもギタリストになっていたら、何を使っていたのだろうかと妄想します。「音は指で作るものだ」「上手いギタリストが弾けばどんなギターでも良い音が鳴る」なんてことは百も承知ですけど、そうはいってもあのエディヴァンヘイレンですら、機材にはとことんこだわり抜いていました。自分だったらアンプは5150一択です。ギターはなんでしょう、アーニーボールのヴァンヘイレンモデルはさすがにそのままで恥ずかしいので、それに準ずるサウンドの出るギターを探していたかもしれません。ヌーノのビルローレンスが自分に合うかどうかも試していたと思います。テレキャスにハムバッカーの組み合わせも試してみたいです。機材探しは面白いのですよね。そして百人いれば百通りの正解があります。同じ人間でも年をとれば変わります。値段、耐久性の問題もあり、どれだけ気に入っていてもギブソンのオールドをステージで使うわけにはいきません。演奏する曲とのマッチングもあります。その中で取捨選択をして、ほぼお気に入りのものを背負ってステージに立つわけです。ビジュアルも大事ですよね。john5なるギタリストのクリスタルギターは絶対に重いし、良い音が出ないけど、かっこいいなぁと思います。

カメラ選びも、同じだと思うのです。自分で見つけないといけませんよね。良いギターの正解がないのと同じで、良いカメラの正解はないというか、人それぞれなのです。ビジュアルだって大切な要素です(自分のテンションを上げるために。上がったほうが楽しいではありませんか)。日々「ライカが欲しい、ライカが欲しい」と呪われたように口にする自分にうんざりしている妻が「オイコラッ、少しくらい自分のものさしってものを持てや」とおっしゃっていました。


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