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モノクロで撮る理由

みなさんこんにちは、らい子です。

今回は私がモノクロで写真を撮っている理由について書いてみたいと思います。
というより、モノクロで撮るようになったいきさつがあり、理由が後付けされたような形になります。

前回の記事ではじめてライカでカラーネガフィルムを入れて撮った話を書きました。
近所のチェーンのカメラ屋でフィルムを買ったのですが、そのときはモノクロ写真に馴染みがなかったので自然とカラーフィルムを選んでいました。
二本目のフィルムで「ちゃんと写った!」というのがひたすら嬉しかったです。

ただ、実を言うと少しばかり、納得できない部分がありました。
それは「なんか色褪せてるよね」ということです(フィルムだから当たり前なのですが笑)。
そして、色々調べてみて、オールドレンズなのでもともとカラー用には作られておらず、モノクロでその本領を発揮するのではないか、という意見に出会いました。

そこで、モノクロも試してみよう、ということで、三本目に試してみたのがこれらの写真です。

表参道に行って一日撮り歩きました。
やはり初々しいですね(笑)

載せている写真はそれなりに露出が合っていますが、なにせ露出計の存在も知らないくらいだったので、全体的にアンダーだったりオーバーだっだりしています。

ここで感じたことを今思い返してみると、やっぱり感覚的にビビッときたものがあったように思います。
カラーで最初に撮ったものを見たときより高揚感は確実にありました。
モノクロ写真を見慣れていなかったので、単純に新鮮だったというのは大きかったと思います。

こうしてカラー、モノクロ両方を試してみた私ですが、実は6年程度の写真生活の中で、モノクロオンリーに絞り始めたのはここ1〜2年の話になります。

ではなぜ、モノクロオンリーに絞るようになったか。色々ありますが、自分で思うところは下記の通りです。

・モノクロ写真が単純に好き
特にスナップをするので、写真展などにお伺いするのも、モノクロスナップが自然と多くなり、見るのも撮るのも好きになっていきました。

・撮るときに色を考える必要がない
これが一番の理由だと思いますが、いつのまにかファインダーを覗くと頭の中で光景がモノクロに変換されるような感覚になっていました。逆に色を計算に入れて撮ることが苦手です。色を消すことで人々の表情や動き、空気感にフォーカスできるので、スナップには向いていると思います。

・自分で現像、プリントができる
展示をすることも好きなので、やはり自分で印画紙に引き伸ばしたい!という思いがあります。
もちろんカラーネガも暗室プリントはできますが、モノクロプリントに慣れているのでやや腰が重いという部分もあるかもしれません。

と、いうことで少し長めに書いてしまいましたが、一番最初の最初にスナップを撮り始めた理由を書いてませんでした。
それはズバリ、ライカだから!(笑)
シンプルですね。
ライカで撮るなら、モノクロスナップだよね?っていうミーハー心からのスタートではありましたが、結果として私に合っていたようです。
今では胸を張ってモノクロスナップが好きだと言えるのではないかと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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次回の記事もお楽しみに。

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