「京大式へんな生き物の授業」を読んだら港区女子の生態にそっくりでビビる
9割本とヘンな〇〇本は、永久に不滅です!!な僕ですが。
生命がどのように進化してきたのか、
というテーマは僕にとって心くすぐり続けるテーマである。
そんなわけで手に取った本が
神川龍馬著「京大式へんな生き物の授業」
である。
DNA解析を元に進んだ微生物の研究を分かり易い言葉で説明してくれている。
1.原核細胞と真核細胞、細胞内共生説という単語が分かっているとこの本は面白いと思う。
2.そして出来るなら相利共生と寄生という言葉も。
以下、感想。
………
1.細胞内共生説(我々ヒトを構成するような真核細胞を持つ生物は、
多種の原核細胞生物が合体して生まれたキメラなんじゃね?という説)
の「合体」という部分(正確には大きい方に小さい方が取り込まれたという感じ。魔人ブウの吸収的な?)。
生物同士が合体したとして、
当初は取り込まれた方も独立して生き続けていたはずで。
それがいつからか本当の意味で合体した。
1-1この間に何があったのか。
そして、
1-2取り込まれた順番は?
1-1について。
どうやら取り込まれた方も世代を経るごとに突然変異を繰り返し、
生命維持に必要な機能を大きい方に外注するような変異が起こったらしい
(勿論、狙って変化しているわけではない。100%偶々。not田中みな実)。
この辺は、食べた藻類の葉緑体だけを利用して光合成するウミウシみたいな生物が発見されたことで証左となっている。
1-2について
一般に取り込まれた順番は
①酸素を利用した呼吸をすることでめっちゃエネルギー作りまっせ生物(好気性細菌)→ミトコンドリア(動物細胞へ)
②二酸化炭素利用して光合成しまっせ生物(光合成細菌)→葉緑体(植物細胞へ)
と言われているのですが。
どうも、葉緑体になった生物において、
外注しすぎて光合成機能すら失った生物というのも存在するらしい。
その辺の生物にハテナというのがいると(下記リンク:ちょっと難しい)。
そうして光合成機能を失った後、また別の光合成をする生物を取り込んで再び光合成機能を手に入れるとか。
これ、田中みな実で例えるならば、
キャラ変でぶりっ子的なあざとさを捨てたアナウンサーみな実が、
TBSを退社した後様々な迷走を経て、
大人女子的なあざとさを身に着け女優みな実になった的な感じか。
………
獲得したものを手放し、また手に入れるということがままあるということが分かったわけだけど、
ということは、単体で生きていくことはできないウイルスなんかも、
元は単独で生きていた生物が、外注し過ぎることでほとんどを手放したってことあるかもしれない。
これってもしかして港区女子の最終進化系ではないか??
最終形態の港区女子は出かけるときに財布持たないからね(偏見)。
………
前半で長くなり過ぎたけれど、
2.相利共生と寄生
相利共生(クマノミとイソギンチャクみたいな関係)。
お互いにとって利益のある関係って生物内ではよく見られるけれど、
これ、環境が変化すれば片っぽが急に相手に牙をむくってことが結構あるらしい。
これ、例えるならば港区女子と若き起業家カップル。
起業家の経営が上手くいっているときは、
「〇〇さん、すごーい♡」
って言っていたのに。。。
言っていたのに!!
経営に翳りが出た途端、
「〇〇さんに私は勿体ないから…」
的なあれで距離をおく的なあれ。
(又は、メンタルヘルスを患っている男女カップル。
付き合った当初は共依存的な関係で上手くいっていたものの、
年月を経るごとに片方の気持ちが冷め、
その結果刑事事件が起こってしまう的な、そんなあれです。)
………
つまり港区女子は、
生物の進化の仕組みやシビアな関係性を模倣している訳で、
彼女たちを観察すれば生命誕生の歴史を紐解くことが出来るってことですね(偏見)。
別に港区女子に親とか殺されてませんし、なんの恨みもありませんのであしからず。
………
※日記からは漏れたけれど、
地球を100歳としたら、生命が誕生したのは50歳過ぎてからだし、
今の大気組成になったのは98歳頃、恐竜が産まれてから絶えて、人類が繫栄した現代までが1年で起こっているってことになる。
なんか、エモーショナルだよね??
他にも、結構他者に依存して生命維持をしている生物が当たり前に存在しているのとか、
光合成もしながら捕食もする二刀流生物がいるのとか、
なんかね~人生に置き換えるとすごく生きやすくなりそうな、
哲学書としても優秀な気がする一冊です。
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