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青の刀匠を読んだけれど、仕事の意味は見出だせず

結局、職場において僕はいち駒なんだよなぁと思わずにはいられない僕ですが。
それにしたってもう少し上手く誤魔化してほしいよね。


さて、ちょっと前に話題になった

天沢夏月作:青の刀匠

を読んで、今の境遇に重ね合わせて気持ちがブルーになると。
青く切られた。

………

突然の火事に見舞われた高校生の主人公。
喧嘩中の父親に助けてもらったものの父親は植物状態に陥ってしまう。

親が離婚もしているため、遠縁の刀鍛冶に引き取られる主人公。

火傷と火事のトラウマのため登校できずに刀鍛冶見習いとして働くことに。

現代において刀を作る意味とは。
刀と向き合いながら変化していく気持ちを繊細に描いた作品。

てな感じか?

………

以下感想。

全編通して現代における刀を作る意味を問い続けているけれど。

その問いが、今年自分がやっている仕事の意味ともろ被りで読んでて段々辛くなってきた。

生活の為と割り切れれば良いけれど、
やり甲斐を求めてしまうよね、自分に。
そして、やり甲斐が感じられない、熱が感じられない業務を任せて良いように使うならせめて目に見える評価をくれよと。


他責になっている時点で精神衛生上よろしくない。

自分事として上手く消化したいけれど、
家族を犠牲にしてまでやる意味が見つからず、延々とモヤモヤしているここ最近の状況を主人公に重ね、
でも結局作品の中の答えには釈然とせず、

こうしてクダを撒いてやさぐれています。

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