チェーン

 やはり人から言われたことは続かないし、後々必ずマイナス方向に影響する。
 これを今日パッと思った。僕がサッカーへの向上心が無くなったのはこの事が影響していると考えている。人には人の生き方があるし、努力の仕方もある。考え方もある。人それぞれ自分に合った方法やペースで進まないと壊れてしまう。
 僕はチャリだ。ひとつひとつ徐々にギアを上げていかないといけない。そうすると徐々に上がる重さに慣れ、1番重いギアになった時スムーズに漕ぐ事ができる。しかし、自分のペースから外れ、急にギアを上げるとチェーンが外れてしまい、進まなくなる。人からもっと努力しろと言われて頑張ってしまうと耐えられなくなり、心身ともに壊れるのだ。
 まさにこの状態が今の自分である。チェーンが外れた状態だ。父親に努力が見えへんからもっとこうしたら良い。それぐらいやらないといけない。と言われ、それをやってみた。継続した。すると、17年間全く消える事がなかったプロサッカー選手という夢が完全に自分の中から消えたのだ。
 チェーンが外れた。努力のギアを上げすぎて、自分の方法ではなく他人の方法でギアを上げて、めちゃくちゃになったのだ。恨むとはそういったことは全くない。しかし、父のせいでもあるということはわかってもらいたい。自分の努力が足りなかったのは事実なのかもしれないが、自分のペースでいってたら今と変わっていたかもしれない。
 大学生にもなって父親が関与するのはどうなのか。おかしいのではないか。考え方が古すぎる。日本人は特に大人が1番学ぶべきだと本気で感じている。僕は永遠に学び続ける大人になりたい。

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