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声優志望者必見!声優の現実!声優になっても仕事がない?!

声優業界の現実:プロを目指す道のり

1. 声優業界の厳しさ

声優業界は魅力を感じ、
多くの人がその夢を
追い求めています。
挑戦する場ですが、
その道のりは非常に厳しいものです。
夢を叶えることすら難しい。
夢を叶えるためには、
まずその現実を理解することが
重要です。
現実を知ってからでも
夢を追うのは遅くないからです。
声優業界は
「夢はあきらめなければ叶う」
というような甘い世界ではなく、
絶え間ない努力と才能、
環境と運と…
様々なことが必要です。
実際に成功するのは
一握りの人々であり、
有名な声優さんも、
その厳しい競争を
勝ち抜いてきた天才であり
勝者たちです。

2. 声優の現実

声優になるための
一般的なステップとして、
養成所や専門学校での学び、
オーディションを経て
事務所に所属するプロセスが
あります。
しかし、事務所に所属しただけでは
仕事が舞い込むわけではなく、
実際にプロとして活動できるのは
ごくわずかです。
ここで言うごくわずかとは
声優のお仕事だけで
食べていける人を指します。
オーディションの競争、
特にアニメは非常に激しく、
有名声優でさえ何度も落ちることが
あります。
有名声優さんがオーディションに
まず受からないと言っているのを
ラジオなどで聞いたことは
ありませんか?
名だたるアニメに出ている
有名声優でさえも落ちまくる現実。
さらに、事務所に所属しても
仕事が少なく、アルバイトを
しながら生活を続ける声優も
多いです。
多くの声優志望者が
この現実を知るのは
養成所や専門学校卒業後、
または事務所所属後なのです。
まずこの現実を直視することが、
声優への第一歩となります。

3. スキルの習得と養成所の重要性

声優業界で成功するためには、
高度な技術と表現力が不可欠です。
養成所や専門学校では、
声のトレーニングや演技の基礎を
学ぶことができますが、
それだけでは不十分です。
例えば、早口言葉の「外郎売」を
知っていますか?
早口でも5分以上かかる口上です。
早口言葉を含む言葉で活舌練習に
使われます。覚えましたか?
毎日練習していますか?
そういう基本の地味なことを
積み上げることをおろそかにすると
いずれ後悔します。
活舌は声優の基本です。
私も活舌には外郎売が
一番良い方法だと思います。
また声優は単に
声を出すだけでなく、
役になりきって演技をする必要が
あります。
そのため、演技力や表現力を
高めるための
継続的なトレーニングが
欠かせません。
また、幅広い役を演じる能力も
重要で、キャラクターの魂を
表現することが求められます。
ただ単にアニメに出てくる
キャラのような声を出して
練習していませんか?
やめてください。
周りは可愛いと
言ってくれるかもしれません。
でも声優っぽいアニメ声を作って
出していると変な癖がつきます。
下手すればのどを壊します。
あなたはモノマネ芸人や
メイドカフェ界隈やキャラを作った
配信者になりたいのでしょうか?
アニメ声を作って同じ声しか
出せないと
役を選ぶ幅が狭くなります。
役の幅が広い声優はいろんな役を
演じます。
幼い子から少年少女、
大人の色気のある男女、
おじいさん、おばあさん、
動物まで。
また幅広い役ができる人は
アニメ声も簡単にできます。
やろうと思えば。
また講師レベルならば
声を作っているかどうか
すぐに分かります。
「キャラの声を作るのではなく、
キャラの魂が入るから
そのキャラになりきるから
その声になる。
そのキャラの気持ち、お芝居。
声を絶対に作るな。」
これは恩師の言葉です。
また専門学校を選ぶときに
アフレコ体験が楽しかったから
という理由で
入学を決めていませんか?
卒業して仕事として
アフレコの現場には入れる人は
ごく一部です。
下手したらアフレコをやったのは
学校だけという方も
いるかもしれません。
私がおすすめする
養成所や専門学校で
一番身につけて欲しいのは
ナレーション技術です。
ナレーション技術が高ければ
仕事として依頼を受けることも
事務所を辞めてもフリーで
活動する幅が広がります。
養成所や専門学校に行くなら
ナレーション技術だけは
ぜひ身につけてください。

4. 事務所への所属と仕事の獲得

声優としての仕事を得るためには、
事務所への所属が一つの方法です。
事務所に所属することで、
オーディション情報や
仕事の依頼を受ける機会が
増えますが、
それだけで成功するわけでは
ありません。
自己のプロフィールやアピール、
積極的な活動が重要です。
人脈も重要な要素であり、
事務所に所属することで
業界内の人脈を
広げるチャンスがあります。
また声がかかるチャンスは
事務所所属にかかわらず、
役者や子役、アイドル、芸人など
様々な人が吹き替えやアニメなどで
活躍しています。
つまりどこで声優として
アニメや吹替などの仕事に
つながるかは未知数です。
声優として必要なこととして
一つ言えるのはメンタルが
強いこと。
夢を追いかける途中で
メンタルを病んでしまう人が
とても多いぐらい過酷な業界です。

5. 業界の変化とトレンド

声優業界は夢を追い求める人たちで
溢れていますが、その道のりは
容易ではありません。
しかし、デジタル時代の到来と
新しいメディアの登場により、
声優としての活動の場は
広がっています。
Vtuberやライブ配信者など、
新たな形態が増え、
従来の枠にとらわれない
新しい表現の場が生まれています。
アニメや吹替にこだわらなければ、
ネット声優も含めた
声優のジャンルは多岐に渡ります。
声優になりたいなら
どの道を選ぶか、
声優になって何をしたいのか?を
しっかり考えた上で
もう一度
どんな声優になりたいか?を
自問自答してみて下さい。

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