戦争は人類史上最大の愚行。今どきまったくもってトレンディじゃないぜ。

79回目の「終戦の日」。
いつだったかもう何年も前。
Xがtwitterだった頃。
どこかの誰かが"東日本大震災から〇年、
忘れてはいけない日。"と呟いていた。
するとまたどこかの誰かが
このツイートを偽善的だと呟く。
忘れちゃダメだろ？ 普通に。
100年後、津波に飲まれてしまう人たちが
0人になった方がいいだろ？
覚えとかなきゃ！ っていうか語り継がないと。
「はだしのゲン」や「火垂るの墓」を
封印してる場合か？

5年ほど前、
長崎の原爆資料館を訪ねたことがあった。
その旅の連れは28歳年下だった。
その連れが一通り原爆資料館を見終えた後、
「リアリティ感じないな〜」と感想を漏らした。
しばらくその言葉の意味に辿り着くまで、
時間がかかった。
自分も1965年生まれだから
戦争をもちろん体験してない。
それでも、昭和40年代は
まだどこか戦争の匂いが少しだけした。
両親も祖母も戦争体験者だったし、
お盆＝終戦記念日という香りが漂っていた。
連れは1993年生まれ、
バブル崩壊直後の平成に生まれた。
一緒にいてあまり感じなかった
ジェネレーションギャップを思いっきり感じた。

今日ぐらいは戦争のことを
考えてみることが必要だと思う。

只今休載中の
連載小説 on note『クライシスの向こう側』の
本文中でも書いたが、誰がなんと言おうが、
戦争なんてものは、多くの大切なものを失って
何かを得るというただの無意味なゴミ行為だ。

21世紀の今、戦争なんてまだしてていいのか人類！？
強烈な二日酔いが治りかけてきた8月15の夜。
平和を祈る。