見出し画像

財閥当主がマネージャー やってあげたい やってもらいたい

乃木坂46が新体制になってしばらくが経ち キャプテンである梅澤美波は将来の乃木坂について考えていた

彼女は自身の役割や責任について深く悩んでいたのだ


美波:(これから私はどうすればいいんだろう、キャプテンとして乃木坂をどう引っ張っていけばいいんだろう…)

美波:相談してみよっかな、、、

美波はこれまでキャプテンを勤め上げた真夏に意を決して連絡してみることにした

美波L:真夏さん お久しぶりです 少し相談させていただいてもいいですか

真夏L:久しぶり! どうしたの?

美波L:実はこれから乃木坂をどうやって引っ張っていけばいいかわからなくて、、、

真夏L:あ〜 私もそんな時期あったな〜

美波L:そうなんですか?

真夏L:そりゃそうだよ 私だよ?w

美波L:なんか安心しましたw

真夏L:でも ごめん今仕事で海外にいるからすぐ相談乗ってあげれないかも 直接あって話したいしね すぐには厳しいかも

美波L:そうですか、、、

真夏L:その代わり絶対助けてくれる信頼できる人紹介するね!

美波:(真夏さんが絶対信頼できる人?)



〇〇:ってことで僕のところに来たと

収録がある日の楽屋 僕は美波と話していた

美波:はい、、、

〇〇:はいってw でも真夏がそんなふうに思ってくれてるとはな〜

美波:わ 私だって信頼してますよ?

〇〇:ありがとねw  美波今日この後あいてる?

美波:う、うん空いてる

〇〇:じゃあ ご飯食べに行こっか


収録終わり僕たちはある居酒屋で向かい合って座っていた

美波は珍しく表情が硬い

美波:〇〇もこういう居酒屋来るんだね?

〇〇:ちょっと思い入れがある居酒屋でね

美波:へ〜 (思い入れってなんだろう、、、)

〇〇:さ お悩み相談でもしようか

美波:う、うん 新体制の乃木坂になって結構立つけどこれからどうやって引っ張っていけばいいかとか どうやって後輩とかと関わっていけばいいかわからなくなってきちゃって

〇〇:そっか 美波はなんで僕がマネージャーやってるか知ってる?

美波:(たしかになんで財閥の当主のすごい人がアイドルのマネージャーなんてしてるんだろう)

〇〇:初めて乃木坂にあったとき この子達を日本一のアイドルにしてあげたい 輝いてほしいって本気で思ったんだ

当時の僕には まだ成功するかもわからないこのアイドルという職業にこんな若い女の子がキラキラした将来を夢見て挑戦する そんな姿がすごいかっこよく見えたし応援してあげたい、守ってあげたいって思えたんだ

美波:(そんなこと思ってたんだ、、、)

〇〇:美波ももっと乃木坂に成長してほしいとか後輩に頑張ってもらいたいって思うでしょ?

美波:もちろん! でも何をしてあげればいいかわからなくて

〇〇:何もしなくていい

美波:え?

〇〇:何もしなくていいんだよ
  
僕も最初はなにかしてあげなきゃって思ってた 
でもそれは自分の経験から相手に理想を押し付けてしまうことにもなってた 
美波も今は支える側だけど昔はそうじゃなかったでしょ?

美波:うん

〇〇:そのときって自分なりにやってみたいことがあって 仕事をやる中で失敗して それを努力して克服してって 結構いろいろ考えてると思うんだよね

美波:たしかに、、、

〇〇:そんなとき他の人から これやったほうが良いよ とか これやっとけば大丈夫だよ って言われてもあんまり入ってこないし人によっては 言われなくてもわかってる って思う人もいるかもしれない

美波:そんな事あったかも、、、

〇〇:だから大事なのはあまり口を出さないこと
本当に必要なのはその子が崩れないように支えて立たせて先を見させてあげること
ここで初めてなにかしてあげれば良いんだよ その時には自然と何をしてあげればいいか分かるはず  

美波:なるほどね でも注意してあげるとかも大切だと思うんだよね

〇〇:それはそのとうりだと思うよ

美波:でも〇〇がメンバーに注意してるのあんま見たことないなって

〇〇:それは僕の役割じゃないって思ってるからかな

美波:そうなの?

〇〇:美波だから言うけど やっぱり言っても中身は普通の年頃の女の子が多いでしょ?

美波:うん

〇〇:そんな時期にたとえそれが正しかったとしても注意されたら多少の反抗心は抱くと思うんだ それをきっかけに距離が離れてしまったり この人はわかってくれない って思われたら流石に関係の修復に時間がかかるんだ
そんな期間に倒れられたら完全に支えられなかった僕の責任になる

だから僕はいつでもその子の一番の理解者でありたいし肯定してあげたい

美波:そんなに考えて私達に接してくれてたの?

〇〇:僕の自己満かもしれないしこれが正しいかはわからないけどねw

美波:ありがとう ほんとにありがと 〇〇がいてくれてよかった

〇〇:フフッ// そう言ってもらえて嬉しいよ

美波:(この人がいなかったら今の乃木坂にはなれなかったんだろうな)

  もうわかった気がする 私頑張ってみるよ!

〇〇:うん! ごめんね 話しすぎたねw

美波:全然! 真夏さんの言うとうりちゃんと助けてくれたね

〇〇:それは良かったw さ、今日は奢るからたくさん食べて!

美波:ありがと! (〇〇が払ってないときないけどねw)





美波 君もちゃんと支えてあげるからね  がんばれ




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?