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財閥当主がマネージャー 過去3 〜大切なもの〜

長い沈黙がやぶれ 男が口を開いた

男:私達は今お前らに銃口を向けている

八神、〇〇:、、、

男:貴方がたではない その後ろにいる者たちにだ

全:!!!

スタッフ:(ヤバい もう無理だ)

真夏:(もう無理、、、)

あやめ:(死んじゃう)

〇〇:!

男:いい演技だな  青羽様

〇〇:何の話だ

男:貴方はあいにく今大切なものを抱えている

〇〇:、、、

男:そしてその大切なものが失われた瞬間貴方は自分を見失うだろう

周りを取り囲む空気が重みを増していく

〇〇:何が言いたい

男:お前も所詮 人間だ ということだ

〇〇:僕は君をあいにく存じ上げない なぜ今ここに現れた

男:後ろを見てみろ 今まで自分たちが信じていた人間が突然別の正体を持ち合わせており 今や銃を握っている有り様だ
普通なら一度もすることのない縁遠い経験だ
私がもし彼ら、彼女らでこのような場に身を置かれたとしたらどう感じるか想像するのは度が過ぎてもはや安易とは言い難い 

お前はすべてを裏切っている

〇〇:、、、


八神:用件を言わないのなら然るべき対応をとる 最後の忠告だ

要件は何だ


張り詰めた空気が流れる中男はこう告げた

男:私は貴方をよく知らない 
青羽様 一つ取引をしましょう

〇〇:どんなだ

男:このまま話を続ければ後ろにいる貴方の”大切なもの”とやらに今後癒えることのない だが見えない深い傷を負わせることになるだろう

私達に同行しろ 青羽 〇〇

僕本人ではなくメンバーを持ち出して交渉してきた

八神:そんなことできるはずがないだろう!

〇〇:いや   わかった

全:!!

八神:〇〇!

全員の息が詰まったのを感じた

〇〇:今このような状態になったのも、お前たちが彼女たちを狙い僕に同行させるためにしたことだとしたら 責任は僕にある 

八神:それとこれとは話がちg、、

男:八神様 今日は一段とお口が達者なようですね

ついに八神にも矛先がむいてきた

八神:、、、

男:彼自身がいいと言っているんだ 尊重してあげるのも親友の役割なのではないのかな

八神:(あいつは何を知っている、、、 なぜ〇〇を狙うんだ 〇〇のことを知っているやつなど民間人には存在しない だとすれば、、、)

男:同行していただく条件として命は奪わないと約束しよう しかし申し訳ないが道中万一のことがあっては困る
体をしばし拘束することをご容赦願いたい 


命を奪わないとはありがたい条件だ

〇〇:構わない

八神:、、、

設楽:(〇〇、、、)

久保:(私達のため、、、)

蓮加:(いかないで、、、)

男:では こちらへ

僕は立ち止まり後ろを向きこう宣言した

〇〇:ここからから僕が帰るまで


僕の持つ全ての権限を八神 柊人に移譲する




そう言い残し僕はメンバー、八神、職員の前を通りスタジオを後にした

大切なものを残していや 大切なもののために、、、


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(八神視点)


八神:ふう いったか、、、

秘書:八神様! よろしいのですか!

八神:慌てるな 〇〇だぞ
(ほんとにここまで読むとは流石だ、、、)

俺は一呼吸おき乃木坂メンバー、スタッフ、バナナマンの方へ体を向けた

魂が抜けたような顔、安堵と不安が入り混じっている顔、涙で崩れ落ちたような顔 様々だった

八神:皆さん 落ち着いてくださいもう安全です

飛鳥:安全って! 〇〇が 〇〇が、、、

この子が齋藤飛鳥か 〇〇が初期から一緒にいた、、、

真夏:そうですよ! 〇〇はどうなっちゃうんですか!

さくら:もう帰ってこれないんですか?、、、

みんな泣き崩れて大変だ 早く伝えてあげないと

八神:〇〇は大丈夫です

日村:なんで言い切れるんですか!

八神:〇〇は僕らの次元を超越している

彼はここまで読んでいた 今までのことすべてを

全:!!!






次回  過去4  真実





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