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レベルファイブ年代記 2014年

レベルファイブの2014年の年譜です。
次年度以降もどんどん追加していきます。


2014年1月

2014年1月8日 「妖怪ウォッチ」テレビアニメ 放送開始。
このテレビアニメの放送により「妖怪ウォッチ」は爆発的ヒットを起こし、社会現象となる。

「妖怪ウォッチ」のテレビアニメは “物語を見せる”番組ではなく、“コント番組”にというのがコンセプトで、そこを重視して制作されたという。
直前に作っていた『イナズマイレブン』で、ストーリーをずっと作っていくたいへんさを強く感じたのも、そうした内容にした理由だそうだ。

結果的に妖怪ウォッチは2017年2月3日時点で累計市場規模3400億円(ゲーム売上を除く)を記録する大ヒットとなる。

2014年1月8日 Android版「ワンダーフリック」配信開始。
iOS版の配信は1月15日となる予定であったが、2014年2月8日に配信延期となった。

2014年1月11日 「妖怪ウォッチ」関連玩具発売開始。
発売直後に売り切れ続出し、生産体制が追いつかない程の爆発的大ヒットを生む。

結果的に玩具妖怪メダルは2016年9月末までに約4.4億枚、DX妖怪ウォッチシリーズは2016年9月末までに約500万個出荷している。

2014年1月19日、25日、26日、2月2日、9日 「次世代ワールドホビーフェア '14 Winter」出展。
「イナズマイレブンGO ギャラクシー ビッグバン/スーパーノヴァ」「妖怪ウォッチ」の出展が行われた。
いずれも持ち込み対戦コーナーがあり、「妖怪ウォッチ」は試遊台が用意された。

2014年2月

2014年2月8日 『ワンダーフリック』iOS版 配信開始。

なお、ワンダーフリックは2014年7月2日時点で累計ダウンロード数200万を突破した。

2014年2月27日 「地球壊滅的B級カノジョZ 宇宙大戦」配信終了。
サービス開始から僅か8カ月での配信終了となった。

2014年3月

2014年3月15日 「イナズマイレブンGO」漫画連載終了。
月刊コロコロコミックでの漫画連載終了。
これにより、月刊コロコロコミックでの「イナズマイレブン」シリーズの漫画連載は一旦終了した。

2014年3月19日 「イナズマイレブンGO ギャラクシー」テレビアニメ 放送終了。
これにより、「イナズマイレブン」シリーズのテレビアニメ放送は一旦終了した。

2014年3月21日〜30日 福岡ゲーム産業振興機構イベント「GFF2014」開催。

2014年4月~5月

2014年4月15日 「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」発表。

2014年6月

2014年6月4日 PC向けオンラインゲーム「イナズマイレブン オンライン」サービス開始。

なお、「イナズマイレブン オンライン」の開発はレベルファイブが開発企画を行い、NHNがインフラ及びサービス設計を行ったとのこと。

2014年6月13日 「妖怪ウォッチ」映画化 発表。

2014年6月13日 「イナズマイレブン 超次元ドリームマッチ」公開。
当初は6月13日から26日までの2週間限定で公開予定だったが、6月29日まで上映期間が延長された。

2014年6月28日、29日 「次世代ワールドホビーフェア'14 Summer」出展。 『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』出展。試遊コーナーも用意された。
ステージイベントやゲーム大会、キングクリームソーダのミニライブなどが行われた。

2014年7月

2014年7月10日 「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」発売。
ブームの勢いもあり、国内累計317万本販売の大ヒットを記録。
同年12月にマイナーチェンジ版の「妖怪ウォッチ2 真打」が発売された。

なお「妖怪ウォッチ2」の過去へ旅をするという展開は、元々「誕生の秘密だニャン!」のストーリーとして考えていたものだった。
しかし日野社長が忙しくなったため、ゲームと映画のシナリオを同時に執筆できなくなりそうだったため、「妖怪ウォッチ2」は「誕生の秘密だニャン!」とリンクする内容になった。

2014年8月~9月

2014年8月29日 『ワンダーフリックR』配信開始。
ワンダーフリックを大型バージョンアップしたもので、「ワンダーフリック」のデータは全て実装され、続きからプレイすることも可能だった。

2014年8月31日 「レイトン教授 モバイルR」 サービス終了。
これにより、「ROID」「レイトン教授モバイル」は完全に終了した。

2014年10月

2014年10月15日 「妖怪ウォッチ2 真打」発表。

2014年10月31日 『「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」大型アップデート「鬼進化」発表。
無料大型アップデート。 「妖怪ウォッチ2 真打」発売と同時に無料配信された。

2014年11月

2014年11月3日 「映画 妖怪ウォッチ 第2弾」2015年冬 公開決定。

2014年11月28日 「LINE パズル de イナズマイレブン」サービス終了。
サービス開始から僅か1年での配信終了となった。

2014年12月

2014年12月13日 「妖怪ウォッチ2 真打」発売。
国内累計263万本発売。
3verの国内累計出荷本数は600万本を突破する大ヒットとなった。

2014年12月13日 「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」大型アップデート「鬼進化」配信開始。
「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」大型アップデートで無料で配信された。

2014年12月20日 「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」公開 。
国内累計興収78億を記録する大ヒットとなる。

2014年12月31日 第65回 NHK紅白歌合戦 「妖怪ウォッチ」(キング・クリームソーダ/Dream5)出演。

2014年時期不明

2014年時期不明 「スナックワールド」構想開始。
妖怪ウォッチで学んだことを活かし、次に何をやるべきかを考えた結果、「クロスメディアプロジェクトで未着手だった、王道ファンタジーをテーマにした作品」として、スナックワールドが構想された。

「スナックワールド」はファンタジーがモチーフだが、現代を取り込んだ新しい世界を生み出したかったこともあり、現実とクロスオーバーさせた世界設定となった。
また、今の若者たちのノリを作り出すにさ、今の時代にしかないシチュエーションが必要不可欠と考えたため、スマホやコンビニも登場させた。

「スナックワールド」のアニメは当初フルCGにする構想はなかったが、「海外の子供向けアニメには日本のアニメにはない展開のスピードや、キャラクターの思考の切り替えの速さなど独自のノリがあり、そのような作品を日本に持ち込めば、今の子供の共感を得られるのでは?」という考え等からフルCGになった。

なお、「スナックワールド」のキャラクターデザインはデザインコンペが行われており、最終的には長野拓造氏のキャラクターデザインが採用された。

2014年 「妖怪三国志」企画スタート。
「妖怪三国志」はシブサワ・コウ氏が2014年に日野社長「一緒にゲームを作ろう」と話したことがきっかけで実現したという。

2014年 「二ノ国IIレヴァナントキングダム」開発開始。
開発には数百人のスタッフが動員された。

参考・引用資料

「ニンテンドー ドリーム 2014年9月号」
「ファミ通 2015年4月30日号」

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