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『UtaKataライブ』の感動

パンクロッカーの井下斗和です

今日は、『UtaKata』というバンドが主催するライブイベントに足を運んだ。これまで多くのライブを見てきたが、今日の3組のバンド、特に『UtaKata』には強く心を打たれた。

まず、最初に登場したのは『板歯目』。彼らのライブが始まる前、控えめでおとなしい印象だった。しかし、一度音を出すと、その静けさが一転して、激しいエネルギーが溢れ出た。そのギャップに驚かされたし、同時に彼らの音楽が持つ力に引き込まれた。ステージ上での彼らの動きや表情は、まるで観客全員を巻き込むかのように、会場全体を揺らしていた。これは単なる音楽ではなく、彼らの生き様そのものが音に乗っていた。こんなにも強烈に心に響くライブはなかなかない。まさに最高のパフォーマンスだった。

次に登場したのは『Bocchi』。彼らは静かめのナンバーからスタートし、少しずつ会場の空気を温めるように演奏を展開していった。『板歯目』の激しさとは対照的に、Bocchiは静かな感情を紡ぎ出し、それがやがて大きな波となって観客の心を揺さぶった。曲順の選び方一つとっても、彼らの音楽に対するこだわりが感じられた。どの瞬間も洗練されていて、そこに彼らの音楽の深さを感じた。

そして、最後に登場したのが『UtaKata』。彼らのライブは、ただ言葉にするだけでは足りないほどの衝撃を与えてくれた。ステージに立つ姿勢、楽器を持つ手、そしてマイクを握る声、そのすべてから魂が感じられた。彼らがどれだけ音楽を愛し、続けてきたのかが、まざまざと伝わってきた。歌詞の一つ一つに、彼らの感謝、悔しさ、そしてさまざまな感情が込められていて、その感情がダイレクトに心に響いた。観客との一体感を生み出す煽り方や、演奏の一つ一つが、彼らの経験と情熱の結晶であることを強く感じさせた。

ライブが終わった後、物販に足を運んだ。そこで見た光景もまた、彼らの素晴らしさを証明していた。一人一人のファンに対して、感謝の気持ちを丁寧に伝える姿勢は、本当に尊敬に値するものだった。彼らの音楽と人間性が、今後さらに多くの人々に愛され、成長していくことを確信している。

今日のライブで感じたこと、それは音楽が持つ力、そしてその力を信じて続けていくことの大切さだった。これからも、自分の道を信じて突き進んでいこうと思う。

井下斗和

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