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【この家・・・何かおかしい。】雨穴作  変な家【小説紹介 感想】

いつもご覧いただきありがとうございます。
きゅうりです。
皆さんは、「変な家」をご存じですか?
2024年現在、映画化されて話題になっている作品です。
私はまだ、映画を視聴していませんが(笑)。


概要


「変な家」は、ウェブライターの「雨穴」さんがウェブメディア「オモコロ」に投稿された作品です。その後、YouTube、書籍、漫画、映画など様々なメディアで展開されています。

これから述べるのは、小説版です。
本作は、第一章~第四章で構成されています。
物語は、「とある一軒家の間取り図」の違和感から始まります。


タイトルに「変な家」とありますが、「家」ではなく、様々な「家の間取り図」が出てきます。
一見しただけでは、おかしい部分がないように思いますが、「何かが変」なのです。


その違和感がやがて一つの真実にたどり着いた際には、背筋が凍るほど驚くこと間違いありません。

真実を知った私


建築士の栗原さん



本作には、建築士の「栗原さん」という人が出てきます。
この方の推理が、物語の真相へと導きます。
間取り図を解明する際に、建築士だから気付ける場面が多々あります。
建設業の職に就いている方ならば、違和感に気付く場面が多々あるかもしれません。

しかし、一般人の私が家の謎を解明するのは、困難でした。私は小さな変化、違和感に気付けない人なんですよね。
ゆえに、小さな異変に気付き、推測できる栗原さんが物凄いと感じました。
私が思うには、「建築士」という「家」に関わる仕事をしているから、ある程度予想できるのかなと思いました。

栗原さんから私は、「得意なこと、できることは自分でやる」という姿勢と、「苦手なことは他人に協力をしてもらう」という謙虚な姿勢が重要だと学びました。

違和感


本作には、「誰が見ても分かるほどの違和感」が必ずあります。
(最後は少し難しいかも・・・)

しかし、気を取られすぎると、「よく見ないと気付けないこと」に目に入らなくなってしまいます。「家の間取り図」を一見しただけでは、分からないほど精巧に作られています。
言葉にできない不気味さを感じました。

何かがおかしいな・・・


個人的に最後の家の推理には、思わず感心してしまうほど驚かされました。
注意力が散漫になっている方は、是非注意深く読んでほしいです。


あとがき



私は、YouTubeで何度も視聴していたので、ある程度の覚悟を持って読み進めました。


しかし読み切った際には、「怖いけど面白い」と感じました。
一気に怖がらせに来るのではなく、徐々に恐怖が忍び寄ってくるような話でした。


あなたはきっと、「いつの間にか怖い展開になっている」、「次のページをめくりたくないけど気になる!」という感情になってしまうことと思います。

「怖いもの見たさ」があった!!


本作を読んだことがない、分からない方は、初めにYouTube版を視聴することをオススメします。

内容は第一章のみですが、映像、音声が流れるので、頭に入りやすく、第二章以降の話の展開についていきやすくなると思います。
下記にリンクを貼りましたので、よろしければ視聴してみてください。


ご覧いただきありがとうございました。よろしければ、スキとフォローをよろしくお願い致します。めちゃくちゃ喜びます!!

もし時間があれば、私が書いた他の記事も見ていただけると嬉しいです。
読みやすくて伝わる記事を書けるようになりますので、応援していただければ、幸いです!!


購入リンク、YouTubeリンク

【不動産ミステリー】変な家
https://www.youtube.com/watch?v=CBIL0eAwDs8&pp=ygUJ5aSJ44Gq5a62

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