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工場の3交代制の班長になった話

 私は3年前に3交代制のプラスチック工場の班長となった。

 その頃は、入社2年が経過し、毎日同じことの繰り返しで仕事がつまらなく感じていた時期なのでちょうどよかったと思った。

 班長になってみると、業務に関しては引継ぎもあったので、班員の延長線上の仕事内容なのですぐに覚えることができた。トラブル時の対応も特に問題なく対応することができた。

 私は現在33歳だが、工場内では最年少なので、いわゆる「おじさん」達に気を使うことが圧倒的に増えた。班員の時は自分の持ち場だけしっかりこなせていれば問題なかったが、班員の方々に仕事をしてもらう指示を出す役割になった。

 班長になってすぐは、指示をだしても、指示を聞き入れ、実行している人もいれば、屁理屈を言って反抗してくる人もいる。面倒くさいとおもった。

 だが、班長になり1年経過すれば、班にまとまりがでて、自分の考えが素早く実行されるようになった。(もちろん意見を聞くことも多いが)

 今になって思えば、「こいつはどの程度の奴か」と試されていたのだろうか。細かいことは割愛するが、確かに上司が部下を試しているだけでなく、部下も上司のことを査定しているのだろう。僕もそうなので。

 過去の班長の失敗事例に、班長になったとたん横柄になり、あごで班員を使うようになり、班員から総スカンになった人や、自分が成長せずに周囲から頼りにならず、うまく現場がまわらなくなった人が過去にいたので、その教訓を生かしていきたいと思う。

  マネジメントに関してはとやかく僕が言えるほど経験もないので
  
  最後に一言

  「人間関係は本当に疲れる。。建前だらけの偽りの世界」
 
  はぁ、独裁者になりたいなぁ。


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