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私は昭和の終わり頃に、営業事務として商社で働いていました。そのころの仕事術で昭和と令和との違いを書いています。

アラフィフ以上の主婦のみなさんに問いたい。毎日、忙しくて時間に追われていると思います。自分の好きなことができる時間、趣味に使える時間はありますか?私は、現在でこそ、趣味の時間が持てますが、数年前、フルタイムで働いていた頃は、自分の好きなことができる時間は、ほんのちょっぴりでした。

主婦には、趣味の自由の時間がない

私は、フルタイムで働いていた頃、趣味に使える時間がほとんどありませんでした。シスアドとして働いていた頃、自宅に戻る時間は午後9時で、食事して、入浴して、翌日の準備をして寝るだけでしたし、土曜日は、貯まった家事をこなしていました。日曜日は家族と過ごすために出かけることがほどんどでした。たまにある連休中の1日が、好きなことができる時間でした。

母の時代はどうだった

昭和一桁生まれの私の母の時代はどうだったのでしょうか。我が家は自営業をしていました。土曜日も短時間ですが、仕事をしていました。完全に休みなのは、日曜日のみです。その日曜日も、朝に少し寝坊をして、あとは、買い物に行ったりするくらいで、特にレジャーも何もありませんでした。私の母には、趣味はなく、好きなことや、好きな物は父と同じと言っていました。母は、趣味よりも休む時間が欲しかったのだと思います。私の親戚は、自営業を営んでいる家が多く、どの家庭の女性も趣味を楽しむようになったのは、60歳を過ぎてからでした。

家事は夫婦でシェア?

私が結婚する20数年前でも、「夫婦共働いている家庭は、家事をシェアしましょう」という風潮はありました。もちろん、我が家の夫の耳にも入っていると思いますが、昭和の男ですから、家事はやりません。本人の頭の中に、結婚しているのに、男が家事をやるということが理解できないようです。家事をやる旦那さんなんて、我が家では「異世界の生き物」です。

人気のあったテレビドラマのNHK連続テレビ小説「おしん」憶えていますか?「おしん」が結婚した大正後期で、「おしん」は、婚家のために身を粉にして働きます。極端な話ですが、昭和の終わりごろでも、女性の多くは、この「おしん」の心情か理解できていたのでしょう。趣味どころではありませんね。

令和の主婦は趣味を持ってほしい

現在でも、仕事に、家事に、育児にと女性に自由な時間はありません。いつになったら、主婦に趣味の時間が与えられるのか、「神のみぞ知る」というのは、こういうことです。


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