さくらの記憶

第10回 名古屋リスナー会 自選曲紹介


※トップ画像は、藍色にしもんさん「さくらの記憶 / 緋惺とKokone」から、暮灯さんのイラストをお借りしました(暮灯さんのpixivはこちら)。問題があればご指摘ください。


はじめにお詫びですが、前回で第10回だと思い込んでいたのは私のミスで、年明けに間違えて1回余分にカウントしていたようです。すいません、名古屋リスナー会の過去記事も訂正しています。

さて、毎月恒例の名古屋リスナー会も、ついに第10回を迎えました。メンツは、主催の茜涼夏さん、私こと左馬JAIATTさんちるぶさんフォルテさんめさん白猫さんと7名。途中でDJかおるさんが参入されて、最後は8名になっていました。盛況で良いことです……(*´▽`*)

それでは、いつものように自選紹介を。今回紹介できたのは4作品。今年の3月は忙しくてあまり新曲をチェックできていないのですが、急ぎピックアップしてみました。


1.MV - ラズライト / *Luna feat.VY1(*Lunaさん)

いつか終わるのだから 精一杯の今日を刻もう
繰り返し映し出す写真みたいに
それぞれが思い描く青を塗り重ねて作り上がる今
鮮やかな群青 僕は紛れもなくその一部分だ

*Lunaさん、2019年3月30日投稿。新曲からの紹介です。澄みきった青空のような青春を切り取って歌にしたかのよう。ヘッドフォンかイヤフォンで音量大き目で聴くのが良いかも。VY1 MIZKIさんの調声も素晴らしく、誰か歌い手さんだと言われても信じてしまいそうです。実際、リスナー会の二、三人は聴き終わってからVY1だと気付いてびっくりしていました。


2.Kawaii make MY day!!(原曲:アイドルマスター シンデレラガールズ、MAD制作:べおさん)

べおさん、2019年3月22日投稿。人力VOCALOIDと呼ばれる、様々な音声素材を切り貼りして、歌唱のように仕上げた音声MAD作品です。原曲を使っていないにもかかわらず、普通に聴ける完成度! 途中では修三音源などを取り入れたり、遊びも忘れません。そしてPVも、使用音源に対応する画像などで構成するなど、とても凝った作りです。いったい、どれほどの労力が注ぎ込まれたのか、空恐ろしい……数ヶ月かかっててもおかしくないですよ。ぜひとも一度ご覧あれ。


3.さくらの記憶 / 緋惺とKokone(藍色にしもんさん)

さくらが散ったあの帰り道
いつかまた会えるなら僕は
あの日出せなかった勇気を
きっと君に届けるから

藍色にしもんさん、2019年3月20日投稿。この曲は、藍色にしもんさんがボカロPとしてデビューした2014年12月の初投稿作「【kokone】 さくらの記憶 (オリジナル)」をリアレンジしたセルフカバー。哀愁を含ませながらも明るめポップスに、UTAU音源:緋惺(あけさと)の低音の響きが人を惹きつけます。コーラスは原曲を歌っていたkokoneちゃん。歌詞は小学校の時に離れ離れになった、幼馴染の子を想って書いたとのこと。桜の花びらが風に舞い、空は突き抜けるように青く、その向こうを見遣っている情景が浮かぶような、魅力的な作品です。ぜひ一度聴いてみて下さい。


4.【初音未来】一花依世界 日语版《君がいる世界へ》【周小蚕】(周小蚕さん)

見知らぬ景色さえ 何より大事にしたい
打ち上げ花火ほどに 儚く消える夢でも
見上げた星空に ひそかに願い込めた
触れなくても感じて 未来いつまでもそばに

2019年1月投稿の、kawaii futurebass作品。調声は抜群、PVもプロクラスと恐るべきクオリティ。余裕があるとき、回線が混んでいない時間帯で、大画面で美麗な曲と映像を視聴するのが良いでしょう。

曲はbilibili投稿の「一花依世界」、その日本語バージョン「君がいる世界へ」。作者は周小蚕さん(読み方が分かりませんが……)でしょうか。このレベルの作品はさすがに早々ないでしょうが、それでもbilibiliもチェックすべきかな、と思わせてくれます。


他にも様々な作品紹介を考えていましたが、それは別記事とします。

今日はこの辺で。






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