タウン/townとボカロ曲 5×2選
※トップ画像は、いらすとやさんから。
1月29日は、「タウン情報の日」。1973年のこの日、日本初の地域情報誌『ながの情報』が発行されたそうです。これに因んで、タウン情報全国ネットワークが制定したとか。(1月29日 - Wikipedia)
もうその日に上げる感じではなくなってますが、1月30日も1月31日も、曲名で探すには厳しい記念日しかないんですよ……1月30日は「3分間電話の日」とか(「電話の日」は10月23日や12月16日にある)、1月31日は「生命保険の日」とか「愛妻家の日」とか。赤月ゆにちゃんも、ここ3日間ぐらいは変化球になってますね。
1月ラストは「タウン」「town」で5選ずつ行ってみましょうー!
あ、「町」「街」でも良かったかなあ。でも、そっちも名曲たくさんあるし、また別の機会にとっておきましょう。
1.初音ミク - ゴーストタウンRPG(Eightさん)
大丈夫さ、僕らは生きていける
灰色の雨が止まぬ世界でも
遠雷が光って今、始まりを告げるんだ
さあ未来を揺らせ
さあ、のっけから格好良いEightさんのVOCAROCKですよ。2015年ミク誕作品。アルバム『übel』収録曲。同時に、「動画投稿バトル2015summer」という企画に参加した作品でもあります。この企画には、ナブナさんの「始発とカフカ」や、和田たけあき(くらげP)さんの「わたしのアール」などなど、軒並み大物が並んでるので、ぜひこちらもチェックしてみて下さい。
2.初音ミク『ゴーストタウン』(それっぽいPさん)
ほら 今夜も 何処も 彼処(かしこ)も 街は殺気に満ち
忍び寄る 有象無象(うぞうむぞう) 斬ル Berserker
君と 君の 誰かの 静かなる日々を
願い また 痛む
ゴーストタウンが続きました。ベインビール(それっぽいP)さん、ボカロファンク、2011年4月。リズム運びが格好良すぎますよ……。この方の特徴ですが、PVはアニメ等を用いたMAD仕様になっており、今回は『喰霊-零-』からの編集となっています。これがまた、かっちりハマってるんだ……
3.ホームタウン/初音ミク(Kojiさん)
変わってゆく街のスピード追い越して
僕らは駆け抜けた ただひとつこの時代を
振り返れば長く確かな道のりが
彩られてよみがえる
曲:koji(カオナシ)さん、詞:でしまるあやさん。穏やかなテンポのミックンベース、2017年9月投稿。kojiさん、過去作品では、エレクトリックピアノ・オルガンでコラボに参加しておられることが多いようです。お洒落で落ち着いた音運びが、ゆっくりとあなたを癒してくれそうな曲ですね。
4.【結月ゆかり】チャイナタウン【オリジナル曲】(ぽれあさん)
好きなあなたと来れたのが嬉しい
でもそれとこれは別よ
たくさん食べる女の子が好き
あなたの言葉信じてる
ぽれあさん、Chiptuneな中華風メロディ、2016年9月投稿。ゆかりさん曲では、なかなか珍しい作品だと思います。若干MIDIっぽいですが、それもまた味というもの。
5.【初音ミク】ノスタルジックタウン【謎の実写】(たまおさん)
静かな月明かり
眠れぬ夜は街を歩く
思い出は思い出のままにしよう
たまおさん、VOCAROCK、2018年1月投稿。哀愁含みのノスタルジックな響きで語られる、大人になってしまった人へ送る歌。たまおさんは「この曲100万再生いかなかったら死にます!」が84万再生と最も伸びていますが、煽るような曲よりも、こっちが好みかな。2019年の投稿は未だのようですが、ぜひこっちの路線で続けてほしいです。
6.【KAITO ENGLISH/WHISPER】 mad town 【オリジナル】(雪月さん)
Mad town さぁ二手に別れ
Mad town 奴らが来たのなら
Mad town トカレフをかませ 廃れた大地に返してやるのさ
雪月さん、ダークなKAITO V3曲、2013年。なにこの兄さん、渋くてカッコ良すぎるんですが(語彙力)。PVで使われているKAITOモジュールはジェネラルというそうで。なお、作中のブレスも全てKAITOです。アルバム『Snow Box』収録曲。
7.【GUMI】 Happiness is a Warm Town 【オリジナル】(miroさん)
魔法がかった駅は 明けぬ夜をきらめかした
幻のような光に包まれて
黄色い線 無呼吸前 刹那の気持ちに沿って
閉まるドアを見つめる 僕の証明
miroさん、GUMI PowerでVOCAROCK、2014年投稿。高速というにはゆっくりめですが、サビで一気に加速する感が心地よいです。歌詞も素敵なんですよね。GUMIの調声とのバランスも良く、一度は聴いてほしい良作。
8.【IA】town【オリジナル】(まももPさん)
暖かな場所は 今も続いてますか?
守ろうとした場所は 今も残っていますか?
"town"がテーマなら、この曲は外せないでしょう。まももPさん、聴き入るIAバラード、2012年。これが、まももPさんのIAオリジナル曲初作品。とはいえ、まももPさんのIAオリジナル曲は、これと「残青」の2つしかないのですが。ご本人のイメージとしては春、卒業の季節を望んだ曲とのこと。
まももPさんは、2014年2月「drow」を最後に、ニコ動ではボカロから離れてインスト曲中心にシフトしていきます。どれも名曲なので、興味ある方はぜひ探してみて下さい。
9.【彩音ゆめ・雨月】CLOUDY TOWN【オリジナル】(マグロジュースさん)
名も無きジャズ音源をサンプリングしたラップ曲です
心が曇ってきた時にでも聴いてください(投稿者コメントより引用)
マグロジュースさん、UTAUラップ、2016年12月投稿。ジャズ音源からサンプリングしている音の鳴り方がお洒落で、空気に溶けていく響きにだんだん癒されるような音楽です。
10.【IA】Happy Town【オリジナル】【夏シリーズ#1】(なるなるさん)
あの道 あなたと歩いていた 大きな時計台の下の
海から見えた あの丘の色 まだ憶えてる?
なるなるさん、夏のIAポップス、2013年投稿。2分少しと短めなので、聴きやすいですね。曲の舞台としては、「魔女の宅急便」のモデルとなった街・イタリアのコリコをイメージしているそうです。500台再生にしておくにはもったいない良作。
他にもいろいろ紹介したい作品はありましたが、とりあえずこの辺で。このテーマで私が見逃してそうな名曲があったら、ぜひ教えてください。
それでは、またvocanoteでお会いしましょう。
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