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日記 20200408


※トップ画像は、みんなのフォトギャラリーからお借りしました。


<Detroit: Become Human>

プレイヤーの選択が未来を変える神ゲー『 Detroit: Become Human 』#15

2020/4/7

キヨさんの実況プレイ動画。

マーカスたちによるサイバーライフ店舗襲撃。アンドロイドを解放して、彼らへの演説を行うマーカス。「自分もかつては奴隷だった」という台詞について。カールおじいさんとの日々を「奴隷」とは言いたくない……と感想をいう実況者は多いですね。気持ちとしてはよく分かります。しかし、マーカスが失業した人々から殴られ、公共機関で隔離され、あげく冤罪で銃撃されたのも確か。他のアンドロイドが舐めてきた辛酸も合わせれば、奴隷であると表現する方が正確です。優しい態度を取った「所有者」がいたとしても、それでアンドロイドの社会的地位が変わるわけではありませんし。

一方、変異体の情報を得るべく、コナーとハンク・アンダーソン警部補は「とある人物」を訪れるのですが、そこでコナーは重大な決断を迫られます。果たしてアンドロイドは人間を模した便利な機械でしかないのか、それとも意志と命を持つ存在なのか。実際に選択するのはプレイヤーなので、決断自体はプレイヤーの価値観を反映させることに。アンドロイド視点で感情移入しながら物語を追ってきたプレイヤーがどちらに傾くか、半々ではないでしょうけど。むしろ、ハンクや「とある人物」がアンドロイドにどのような存在になってほしいのかを印象付けるのが大事なパートなんでしょう。

デトロイトの世界観では、アンドロイドが持つ「感情」とはソフトウェアの機能異常である、と人々は考えているようです。"不条理な”物理的侵害を受けたりすると異常が蓄積していき、なぜか自己意識が覚醒する……みたいに。でも、ただの機械でしかないのなら、受けた物理的侵害が事故によるのか、悪意ある扱いなのか、判断をつけること自体が無意味。壊れたら直すだけで良いはず。にもかかわらず"不条理"という判断がされていて機能異常のトリガーになっているのは……システム設計者が組み込んだ「仕様」だから。つまりアンドロイドが「感情」を発現させるのはそもそも異常ではない。変異体となるのはプログラム通りってことですよね……

終盤の選択はますますハードになっていきますが、キヨさんの選択を楽しみにしています。

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