「人間そっくり」と「Virtual Insanity」
※トップ画像は、「MikuMikuDanceでVirtual Insanity」からスクリーンショットをお借りしました。問題があればご指摘ください。
今回は、備忘録のメモみたいなものです。
#名古屋リスナー会 のツイートで思い出したんですが、
他の方が、しじまさんの「人間そっくり/踊る初音ミク」を紹介されていまして。2017年5月投稿、現在は16万9千再生。名作ですよね。
この作品は、曲・絵・動画のすべてを、しじま(紫嶌 開世)さんが作成されているのですが、サビのところで帽子をかぶった女の子が四角い部屋の中で踊るシーンが映ります。
このダンスシーンは、ジャミロクワイ(Jamiroquai)の"Virtual Insanity"をリスペクトしたものですが、あまり知られていないようですので、ここに記しておきます。(※PVにはゴキちゃん出てくるので、虫嫌いの人は注意)
見てもらえば、名PVのリスペクトだというのが良く分かると思います。
"Virtual Insanity"の歌詞もとても示唆的なので、解説している記事へのリンクを貼っておきます。
で、特にジャミロクワイのファンというわけでもない私が、なんでこんなことを知ってたかというと、MMD黎明期に"Virtual Insanity"をトレースした伝説の動画があったからなのですね。
それがトップ画像にも示した、「MikuMikuDanceでVirtual Insanity」なのです。takaさん、2008年10月投稿。
時期的にMMDへの物理演算実装前ですので、4分すべて「手付の」モーショントレースです。MMDを少しでもいじくった人なら、正気を投げ捨てないと到底作れない、とんでもない労力を費やした代物なのは理解できると思います。ロストテクノロジーといって良いでしょう。視聴者コメントに「作者の狂気を感じる」とあるぐらいです。
ちなみにですが、"Virtual Insanity"は札幌の地下街に着想を得て作られたという話もあり、本当ならミクさんとも縁があるということに。
それでは、先人に思いを馳せつつ、今日はこの辺で。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?