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愛と希望と勇気とボカロ曲 3×3選


※トップ画像は、いらすとやさんよりお借りしました。


1月14日は、「タロとジロの日」「愛と希望と勇気の日」。

1959年のこの日、南極大陸で1年間置き去りにされたカラフト犬タロとジロの生存が確認された。(1月14日 - Wikipedia

赤月ゆにちゃんも言ってる通り、色々ツッコミどころのある日ではあります……他のカラフト犬は死んでるし、最終的にはカラフト犬は絶滅したし。さすがにカラフト犬をピンポイントで歌うボカロ曲は無かったので、お題は南極ということにしようかと思ったんですが……「南極の日」って、他の日であるじゃないですか(12月14日)。

しかたない、今日のお題は「愛と希望と勇気」で行ってみましょう。愛、希望、勇気がタイトルに入っている曲を3曲ずつ。英語(LOVE、HOPE、COURAGE/BRAVE等)まで含めるとキリが無いので、日本語タイトルだけ。なお、選曲の収まり具合から、希望タイトルは最後に回しました。


1.愛の詩(V3)-初音ミク for LamazeP(ラマーズPさん)

うーぱぱうぱぱ うーぱうぱうぱぱー
うーぱぱうぱぱ うーぱうぱぱー!

ラマーズPさん、可愛く元気が出るミクノポップ、2013年。ミクさんへの愛が溢れていますね。ひょこひょこ動くちびミクさんも可愛いし、曲の長さが3分39秒なのも愛を感じさせます。隙のないラマーズ節を堪能してね!


2.アイシテ / とあ feat. 初音ミク(とあさん)

愛して 愛して
ぜんぶ 欲しいな 欲しいな
ねぇだから 愛を 愛を
ココロ 絡ませて

とあさん、ききいるミクうた、殿堂曲の一つ、2015年。シンプルな歌詞とメロディなのに、自然と没入していってしまうのは、とあさんのリズムが快いからでしょう。


3.【初音ミク】愛してる【オリジナル】(れるりりさん)

愛してる 愛してる 愛してる 愛してる
何度も言うよ
そう君に伝えるために
生まれてきたんだから

れるりりさん、他愛もないラブソングなミクバラード、2013年。この曲については解説も必要ないですね。ただ、聴いてほしいです。


4.【初音ミク】勇気がない【文庫風味】(フナコシPさん)

出来得るなら出来得る事なら
いっそ全ての思い出消し去って
知らない何処かへ逃げたい
なんてすぐに思ったり

フナコシPさん、ききいるミクうた、2011年。軽く滑るトイピアノが良い味を出しています。色々なことを思い出すのですが、皮肉交じりでやり過ごしていきたい、ですね。


5.【初音ミク】  勇気を  【GUMI】(take_cokeさん)

散々 泣きはらしてわめいても 全然 救いの無い世界
つらいだけなんだ 傷口から 滲んでくる 後悔が消えなくても
生きようとするものには 等しく訪れる試練なんだと
歓迎しようよ 前より確かに大きくなったこの足は なんのためにある

take_cokeさん、ミク&GUMIロック、2011年。「おたまじゃくしとアンブレラ」の人らしく、聴けばこの人だと分かる独特なメロディ。サビで足踏みしながら進んでいくようなリズムが、曲想を力強く表現しています。


6.【初音ミク】ゆうきのうた【オリジナル曲/リアレンジ】(蘭さん)

あなたは今 元気でいますか?
その固い口元 緩めて
鏡の前でそっと…微笑んでみて
ほら 少しだけ「ゆうき」出たでしょ?

蘭さん、ボカロックバラード、2016年。2010年のデビュー曲を、室内楽のアンサンブルとバンドサウンドでセルフリアレンジしたもので、より感情移入できる作品に仕上がっています。


7.【初音ミク】 希望のうた 【オリジナル絆PV】(はりーさん)

ひかりがある 暗闇照らす
人と人が助け合って出来た
ひとつの輪
わたしの近くのいる人の心は
おもいでの宝箱
あなたの涙を受けとめて
希望の唄となれ

はりーさん、元気が出るミクバラード、2012年。アレンジ:快晴Pさん、ピアノ:GOTSさんなどコラボ作品でもあります。力強くも優しい応援歌。


8.【初音ミク】キボウノウタ(リテイクver.)【オリジナル曲(ラーメン丸さん)

散らばった想いの欠片を
ひとつずつ繋ぎ合わせてゆく 
もう一度キミに逢えるように
想い届くように

nm動画なので直接引用できないのですが、ぜひリンク先に飛んで聴いてほしい名曲です。

ラーメン丸さん、VOCAROCK、2011年。とてもストレートで爽快なロックを貫く作者さんですが、黒サムネとnm動画のためか、リスナー側の評価が追い付いていません。個人的に他の作品含めもっと伸びてほしい。

果てしない絶望の先に
輝く未来が見えなくても 
ボクは歌うよキミの傍で
ずっとずっとずっと…


9.【初音ミク】きぼうのうた【オリジナル】(RUBY-CATMANさん)

例えばぼくらが愛したこの世界は
時に憎しみ合い傷つけ合ったりして
それでもぼくらはこの旅路の向こうへ 
希望を胸にしてまた歩き出すんだ

RUBY-CATMANさん、元気が出るミクうた、2014年。きれいなメロディ、弾むような音が流麗で、完成度の高さはさすがの手練の技です。


本当は、愛と希望と勇気がタイトルに全部入った作品があれば良かったんですが、見つからず。なかなか「恋しさとせつなさと心強さと」みたいな曲は昨今では見ないものですね。

歌詞だけなら「愛」「希望」「勇気」が全部入った作品もいくつかありましたが……(「鎖の少女」「響音-kotone-」「クリア」などなど。あ、上で紹介したRUBY-CATMANさん「きぼうのうた」にも全部入ってますね)。

それでは、今回はこの辺で。

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