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シャンソンとボカロ曲 5選


※トップ画像は、ぎすたかさん白いクローゼットからスクリーンショットをお借りしました。問題があればご指摘ください。


シャンソンの日

12月29日は、「シャンソンの日」

銀座のシャンソン喫茶の老舗「銀巴里」が1990年12月29日に閉店したことに由来。(12月29日 - Wikipedia

お、赤月ゆにちゃんとも紹介先が一致しましたね。

銀巴里がどんなお店だったかといえば……

銀巴里(ぎんパリ)は、1951年–1990年まで東京銀座七丁目にあった日本初のシャンソン喫茶である。「東の銀巴里、西のラ・ベル・エポック(武蔵野市吉祥寺 2009年10月31日閉店)」ともよばれた。
美輪明宏、戸川昌子、古賀力、金子由香利、戸山英二、大木康子、長谷川きよし、宇野ゆう子、クミコらを輩出し、三島由紀夫、なかにし礼、吉行淳之介、寺山修司、中原淳一らが集い、演出に尽力した。(銀巴里 - Wikipedia

ほか、川端康成、江戸川乱歩、中村勘三郎(17代目)、野坂昭如、吉行淳之介、岡本太郎、安岡章太郎、菅原文太、大江健三郎、五木寛之などなど……歌手としては戸川昌子や加藤登紀子など、芸能・文壇の著名人がシャンソンを通じて集った名店だったとのこと。


音楽ジャンルとしてのシャンソンについては、

シャンソン (chanson) は、フランス語で歌の意味……(中略)……日本においては、1960年代までに流行したフランスの歌謡曲全般をシャンソンと呼ぶ場合が多く、これらを日本語訳でカバーしたものもシャンソンに分類される。アメリカン・ポップスやロックの影響を受けたミッシェル・ポルナレフなどはシャンソンより新しいイメージのフレンチ・ポップスとして紹介されることが多かった……(中略)……また、「ラストダンスは私に」のように、元々英語詞だったものが、フランス語の訳詞で大ヒットしたためシャンソンに分類されるようになった曲もある。(シャンソン - Wikipedia

だそうなのですが、あまり聴いたことが無くてですね……以前のタンゴもそうですが、ボカロを通じて聴く曲のジャンルが色々と増えていくのは楽しいものです。では、ボカロでシャンソン5選、行ってみましょう。


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1.【歌愛ユキ】白いクローゼット【オリジナル】(ぎすたかさん)

2018/2/14

ぎすたかさん、ユキちゃんのボカロワルツでシャンソン。絵も描けるんですね、ぎすたかさん。間奏のすばらしさは必聴です。アコルデヲン表記が良いなあ……「歌哀ユキ」タグも納得の哀愁を感じさせる名作。


2.【鏡音リン】 哀惜 【オリジナル曲】(DuronIIさん)

シャンソンの曲をジャズアレンジしたようなオリジナル曲(投稿者コメントより)

2012/3/5

DuronIIさん、過去作のリメイク。「クラブ鏡音」タグ通り、大人びた雰囲気の中で静かに歌うリンちゃんの姿が見えるようです。しっとりと聴きいるVOCAJAZZ。


3.【巡音ルカ】Dear My Old Future【オリジナル】(雨傘Pさん)

懐かしいセピア色の未来のためのシャンソン、みたいな。(投稿者コメントより)

2009/6/5

Café Rainbird / rainyday(雨傘P)さん、美しいメロディのピアノルカ。言葉が出てこないのですが、なぜ埋もれているのか……いやいや、もっと聴かれるべきでしょう。

ルカマスター雨傘Pさん、他のシャンソン作品も貼っておきますね。


4.【MEIKO生誕祭2011】想い出のソレンツァラ(カバー:りりりPさん)

1966年にエンリコ・マシアスが歌ってシャンソンとして流行したが、元々はコルシカ島の歌。ソレンツァラはコルシカ島の東海岸にある地名です。(投稿者コメントより)

2011/11/3

カバー作品からも紹介。りりりP(ririri)さん、MEIKO生誕祭2011作品。場末の酒場で流れていそうなムード演歌風。間奏でビールをかっこむめーちゃんの絵が素敵w


5.【初音ミク】君ハ流レル時ノ雨【オリジナル曲】(mzkyさん)

悠久の時を生きる(であろう)ミクさんの出会いと別れを、ちょっぴりシャンソン風味に描いてみました。(投稿者コメントより)

2015/6/10

mzky / ミヅキヨ(チョコロP)さん、シャンソン風味のピアノワルツ。「時雨(しぐれ)」には「流れ落ちる涙」という意味もあるんですね。優しく潤す雨滴のようなメロディにのせ、ミクさんの未来への想いをも綴っている作品です。


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シャンソンっぽそうな曲を選んでみましたが、いかがだったでしょう。いかにも酒が美味しくなりそうな曲ばかりで、今度はワインでも準備してから聴いてみたく思いますw それでは今日はこの辺で。

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