図書館とボカロ曲 5選
※トップ画像は、SEVERUS WANDさん「本棚の裏の記憶域」からスクリーンショットをお借りしました。問題があればご指摘ください。
4月30日は、「図書館記念日」。1950年の本日に図書館法が公布されたことから、1971年に制定されました。（4月30日 - Wikipedia）
他には国際ジャズ・デーだったり、中欧・東欧ではヴァルプルギスの夜だったりするのですが、ジャズの日は他にありますし（1月22日）、まどマギのカバーを集めるのも別の機会にいたしましょう。
図書館関連で5選、行ってみます。
１．【MV】Liekki / 初音ミク（yukkedoluceさん）
これは世界で最も幸福な冴えない僕の物語
話をしようか 説話を司る神の忘れられた御名において
yukkedoluce（黒髪ストロングP）さん、2018年9月8日投稿。小説『図書館ドラゴンは火を吹かない』（東雲佑）とのコラボ作品。以前に、名古屋リスナー会でも紹介しましたが、ファンタジックな世界観と、最高潮に盛り上がるサビが素敵すぎる名作ですね……yukkedoluce節全開です。
２．【初音ミク】星降る本の夢を見る【オリジナル】（たたさん）
たたさん、2015年11月18日投稿。静かな図書館で、夕暮れでしょうか、誰も知らない本を読んでいる女の子から情景を始める。そしてサビで一気に高音域に上げ、綺麗で幻想的な世界を広げて見せるセンス。この曲は、B,Fさんからの紹介で、「猫馬が左に佇む音楽会」の投げ会をやったときに教えて頂きました。
３．【初音ミク】知識の大樹-古代図書館【オリジナル】（Hello1103さん）
舞台は繁栄するMouseion。ここでは古代世界のあらゆる知識が記録され巨大図書館に保管されていました。文字を持たぬ賢者はここに望んだ「永遠」があると悟り、全ての知識を語り、美しい故郷と黒髪の少女の物語を歌い、息絶えます。（投稿者コメントより）
Hello1103（ハローイチイチゼロサン）さん、2014年8月1日投稿。連作である“Mouseion" （ムセイオン）シリーズの4曲目です。変拍子の民族調曲ですが、プログレ気味なオルタナティブロックとも取れるかも。中盤辺りからの展開がとても心地よくて好きです。気に入った方は、ぜひHello1103さんの作品を巡回してみて下さいな。
４．『海底図書館』 feat.紲星あかり（Poiさん）
P4works.製作（曲：Poiさん）、2019年4月12日投稿の新作。Poiさんの2ndアルバム「結ばれた世界-あゆみと軌跡-」収録曲。第11回名古屋リスナー会では茜さんが紹介していましたね。流麗で透明感あるボカロバラードに、しばしうっとりと癒されるひと時。名曲の宝庫でもある「VOCALOID深海入り」タグもあります。
５．本棚の裏の記憶域 さとうささら（SEVERUS WANDさん）
SEVERUS WANDさん、2018年10月17日投稿。2018年デビューのささらマスターさんで、これは3作目。幻想的で空間を感じさせるメロディから、サビで波のように畳み掛ける作り込み。サビ終わりで転調して、さらに盛り上げるという……どう聴いても素人じゃないですね。なんで再生600台なのか、謎です。もっと聴かれてほしい。
次点として、軽快なポップスの【ミクリンルカGUMIゆかりIA】おもいで図書館【オリジナル曲】や、
ボルヘスの小説からの派生曲である、バベルの図書館【初音ミクオリジナル】も、
貼っておきます。この2曲も良いので、余裕があれば聴いてみて下さい。
では、今日はこの辺で。
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