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タバコとボカロ曲 5選


※トップ画像は、いらすとやさんから。


1月13日は、「ピース記念日」「タバコの日」。

1946年1月13日に高級たばこの「ピース」が10本入り7円で初めて発売されたことに由来。(1月13日 - Wikipedia

人それぞれ思うところもあるでしょうけど、個人的には子供のころ喘息で苦労したので、タバコに良い思い出はありません。大学生の時、友人から勧められた結果、試しに一口吸って呼吸困難で死にそうな目に合いましたし。かなり以前からタバコの有害性は証明されていますので、今後私が手を出すことはないでしょう。

受動喫煙による疾病リスクが明確に示された以上、たばこの煙にさらされることは、人々の健康に危害を与えることと、社会全体に強く認識されるべきです。決して「迷惑」や「気配り、思いやり」の問題ではありません。(受動喫煙と肺がんに関するJTコメントへの見解(国立がん研究センター))

誰かが周りに迷惑をかけないで吸う分には止めようとは思いませんし、自己決定による「愚行権」の範囲内でしょう。負っているリスクを知った上でなら。他人、特に子どもや若い人に受動喫煙で吸わせないよう、気を付けてさえいればそれで構わないです。(記事の最後にリンクを貼っておきますので、タバコの有害性を知りたい方は参照)

一方、創作の世界では「紫煙くゆらす大人らしさ」を表現するためタバコが用いられます。若者からすれば憧れやダンディズムの一端であり、"綺麗なだけではない苦みばしった大人の世界"を演出するために有効なガジェットです。ボカロ曲もその例外ではありません。

なお、設定上は未成年のボカロも多いため、彼ら/彼女らに持たせるタバコは実はココアシガレットであるという言い訳も良く用いられていますw

※GYARI(ココアシガレットP、ココシガP)さんも、まさにそこからですね。2008年投稿「【鏡音リン】 夏影 Vocaloid JAZZ version」にてリンちゃんがくわえていたココアシガレットからP名が由来しています。

では、5選行ってみましょう。


1.【鏡音リン/鏡音レン】ナイト&シガレット【それっぽいP】(それっぽいPさん)

ベインビール(それっぽいP)さん、軽妙でお洒落、バーに流れていても違和感のないクラブ鏡音、2012年。シガレットの名を冠する曲と言われたら、これだけ紹介して終わりにしてもいい作品です。未見の方は今すぐ聴くべし。


2.【初音ミク】シガレット【ボカロディスコ】(カド丸さん)

カド丸さん、シティポップなボカロディスコ、2018年6月投稿。これまたお洒落な作品ですね……流れる夜景を左右対称にした実写PVもセンスが良いです。箱でも一度は聴いてみたくなりますね。


3.【GUMI】Chocolate & Cigarette【オリジナル曲】(mi-muさん & coさん)

曲:mi-muさん & coさん、詞:noizmさん & No-Hさん、Megpoid Nativeを使用、渋く格好良いボカロファンク、2014年。落ち着いたリズムが、GUMIちゃんの声に合っていますね。


4.【初音ミク】 甘い煙草 【オリジナル】(タカシさん)

ミク「なに?・・・もうかけてこないで。さよなら。」

タカシさん、ミクノポップ、2015年。ファンクらしさも充溢しており、ミクノポップとの中間的な位置としても良いかも。2分23秒と短めですが、ラスト付近のミクの台詞も相まって印象的な作品です。


5.黄昏シガレット 【mikiオリジナル曲】(m@rkさん)

m@rkさん、哀愁漂うエレクトロハウス、2011年。否応なく大人になってしまった今の視点から回想する青い日々、でもあるのでしょう。ノスタルジックなメロディにmikiちゃんの声が寄りそう雰囲気に聴き入ります。


それでは、今日はこの辺で。




※喫煙に関する資料を少し置いておきます。

・喫煙と健康
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000172687.pdf

・たばこと死亡率との関係について
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/252.html

・受動喫煙と肺がんに関するJTコメントへの見解
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2016/0928/index.html

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