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飛行船とボカロ曲 5選


※トップ画像は、いらすとやさんです。


1月22日は、「飛行船の日」。1916年のこの日に、初の国産飛行船である陸軍の「雄飛号」が所沢~大阪間で実験飛行を行ったことに由来している、とのこと。(1月22日 - Wikipedia

他に、1月22日ですと「カレーの日」や「ジャズの日」もあるようですが(なぜジャズでやらない、との声も聞こえてきそうですがw)。せっかくですので、お題は「飛行船」として5選行ってみましょう。


1.【鏡音リン】追憶の飛行船【オリジナル】(田中Bさん)

微か聴こえるコバルトの祈り いまは黄金の澱の中
遠く輝くイリスの方舟 煤けた翼を滲ませる

田中Bさん、綺麗で切ないリンちゃん曲、2013年。ゆったりとしたリズムや美しい歌詞に聴き入ってしまう名作です。

田中Bさんは、「深海シティアンダーグラウンド」が120万再生と断トツで伸びてますが、その次にこちらの「追憶の飛行船」が4万6千再生で田中Bさんの作品では再生数2位。2018年12月の最新曲「ダスクと雫」は、田口淳之介さんへのオススメに入ってた覚えが。


2.【鏡音レン】星の飛行船【オリジナル曲】(クリキッドさん)

きらきら 飛行船  どこまでも 進むよ
ありがとう 嬉しいよ 小さく手を握った

鏡音レン中心に曲を発表されているクリキッド(キッドP、クリスタルP、残響Pのグループ)さん、鏡音誕生祭2009作品。手拍子に合わせ、軽く体を動かしてしまいそうなVOCAR&Bです。鏡音2周年を祝う当時の雰囲気が、曲やコメントから良く伝わってきます。


3.【初音ミク】 飛行船 【オリジナル】(yamaguchiさん)

今も想い返して宙を舞う なにひとつ進めない僕だ
だから痛みだけが怖くて 行く宛てのない明日がある

作曲:山口さん、作詞:木滑さん、哀愁漂うVOCAROCK、2013年。サビのフレーズが特に良いですね。不安に思い煩う日々の事を、夜を飛ぶ飛行船に喩えているのでしょう。


4.初音ミク - コバルトブルーを叩き潰したような笑みで(Eightさん)

ランルラリラ いびつに拉げた顔で見ないで
深い深い青の飛び散る様
ランルラリラ 鼓膜を震わす君の戯言
淡い世界を染め上げる飛行船なんだ

Eightさん、格好良いオルタナティブミック、2014年。この曲はタイトルに飛行船が入っていませんが、歌詞中に飛行船が繰り返し出てくる作品ですので選んでみました。サビと間奏部のメロディが洒落てて、惹き付けられます。


5.【デフォ子】Airship(オリジナル曲/泣ける系)【MMD-PV】(おでかけかおるちゃんバンドさん)

空を泳いでくクジラ揺らぎながら 
空の果てを目指しずっと進んでる
「生」の意味なんて誰もわからないよ
いつの日もみんなあがいてきたんだね

おでかけかおるちゃんバンドさん、デフォ子で哀切なロックバラード、2014年。飛行船は、英語で”Airship”です。投稿者コメント曰く、”場末の映画館で上映されるようなB級映画(男女の悲しい物語・もちろん邦画w)のイメージ”とのこと。すれ違った悲恋の二人とその行く先を、空の彼方へ消えていく飛行船になぞらえているのでしょう。


それでは、今日はこの辺で。

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