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テレビとボカロ曲 5選


※トップ画像は、いらすとやさんから。


2月1日は、「テレビ放送記念日」。1953年のこの日、NHKが東京地区で日本初のテレビの本放送を開始したことに由来してます。(2月1日 - Wikipedia

1953(昭和28)年2月1日午後2時、東京・内幸町の東京放送会館から「JOAK-TV、こちらはNHK東京テレビジョンであります」の第一声が放送されました。当時の受信契約数は866台、受信料は月200円。同年8月には日本テレビ、翌1954(昭和29)年3月にNHK大阪と名古屋、1955(昭和30)年4月にラジオ東京(現在の東京放送(TBS))でもテレビ放送が開始されたそうですよ。(2月1日 今日は何の日~毎日が記念日~より。細部訂正)

そして、赤月ゆにちゃんは、ぷいきゅあがんばえ~!と叫んでいました。プリキュア特集でもボカロ作品があることはありますが……テレビで5選、行ってみましょう。


1.「ポンコツテレビの大逆襲」 / くらげP 【歌、結月ゆかり】(くらげPさん)

「あー、もう、だから嫌だってんです。」
これでは僕も単純なバカモノで
ニヤつく自分の顔が嫌で、鏡のない、そんな世界
行ってみたいと思いました

和田たけあき(くらげP)さん、イラストはチェリ子さんのタッグで、2014年5月。くらげPさんの「サヨナラチェーンソー」が2012年、「わたしのアール」が2015年、「チュルリラ」が2016年、ちょうど端境期の作品ですか。

ネット世代はテレビを嫌う人が多いようですが、その感情を歌に乗せてますね。でも、それだけで終わらないのが、くらげPさんらしい。


2.夕日テレビ・初音ミク(XKa9Mv6NbmDPAF0Gさん)

サムネバイバイしてしまいそう。XKa9Mv6NbmDPAF0Gさん、ミクノイズ、2018年1月投稿。この方は、タグで見ると4作品投稿ありますね。でも、このサムネの絵、どこか見覚えがありませんか……? あの方じゃないかな? 後半は木霊する笑い声がちょっと不気味ですが、聴き馴れると心地よくなってくる不可思議な感覚に包まれます。


3.【初音ミク】テレビのように【オリジナル】(ishi12さん)

ishi12さん、ノイズ系のVOCAROCK、2014年。これも先ほどの作品と似通った空気を感じますね。VOCALOIDよれよれ曲リンクが付いているのも、むべなるかな。音楽で淡々と自らの世界を語る、底光りする強さを感じます。


4.【さとうささら】テレビの終焉【オリジナル曲】(Nyangleさん)

CeVIOテクノ、2014年1月。Nyangleさんは、ボカロ曲とインスト系を多数ニコ動に投稿されてます。ミニマルに響くフレーズが心地よいながら、どことなく不気味で哀し気な雰囲気を出しているのが魅力になっていますね。


5.【オリジナル曲】TV Yellow / 初音ミク(ドラゴニクスさん)

少年の心と 部屋の隅のギターは すっかり埃を被って
純粋なままじゃ 生き残れない だけどそんなこと百も承知で
「だから、がむしゃらに努力を重ねて
 嫌いな仮面も被って 夢を与えてみたいんだ」

最後は明るめの作品を。ドラゴニクスさん、初音ミクSolidでちょっとおどけたVOCAROCK、2016年8月投稿。ポップスターを歌う作品ですが、単に道化としてでなく、世知辛さの中で芯を貫いている生き様も描写している、良い歌詞だと思います。この方の作品はもう少し伸びてもいいよなあ。


他にも、TVを題材にした作品は結構あるのですが、とりあえずこの5作品を推しておきましょう。それでは、この辺で。




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