年を取ったらセットアップを着るようになるだろう

シャツまたはブラウス、ジャケットを着用していると、そうでない時と比べて「ちゃんとした」扱いを受けることが多い。

「ちゃんとして見てもらえる」ということで言えば、スーツがその最たるものだろうけど、私はスーツを着るのがイヤすぎて就活しなかったくらいなので、とにかくスーツが着たくない。
幸いなことに女性は、スーツよりもデザイン性のある、上下セットアップという手がある。
スーツやセットアップの値段が高いのは、常に需要があるから高くても売れるからなのかもしれない、などと考えたりする。

私はセットアップは今のところ持っていなくて、シャツまたはジャケットプラスそれに合うその他でまかなっているけれども、これからもっと歳をとって、高齢者といわれる年齢になったら、人前に出る時はセットアップでないと格好がつかないと思う。

その予行演習のために、たぶん近い先にセットアップを買い始めるだろう。

加筆。
上に書いた時から二年ほど経って、はじめて自分の意思でセットアップを買ってみた。
黒のジャケットとロングスカートのセットアップ、ブランドはインゲボルグ。
平成の前半頃の質の良い品である。
買ってからしばらくして、親戚の結婚の顔合わせという着るのにうってつけの機会があったのでそこでデビューさせてみた。


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