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つまらない合作の感想

6月3日、淫ク☆つまらない合作が開催されました。

これ55分もありますね…再生時間が長いのはつまらないポイント高めです。



僕がこの企画で興味深いと感じたのは、募集要項における
「無音の静止画のみ・本編垂れ流しなど消極的な姿勢でつまらなさを作るのではなく、積極的な姿勢を求めます。」
という一文。

これはつまり、手抜きや技術不足などといった怠慢から来るつまらなさではなく、動画のアイデアそのものや、投稿者の空回りなど頑張った結果のつまらなさを求めるということでしょう。

これを踏まえて考えると、この合作で一番積極的な姿勢でつまらなさと向き合っていた作品は、砂鉄兄貴の「迫真サバイバーズ☆ 第一話」(6:23~)だと思います。

スクリーンショット (355)

こういうBB劇場ありますよね。

手抜きとかではなくちゃんとこだわった結果つまらなくなるという現象を、丁寧に考察していて目からウロコです。
例えば、このスクショの迫真4行字幕とか、いきなりクッキー☆に関係ないマイナーネタぶちこんできたりとか、EDで唐突に作者が自分語り始めたりとか…非常に参考になります。

でも、野獣がいちいち解説を入れてるせいで結構面白くなっちゃってるんですよね。
面白いところを自分で説明するのはつまらないですが、つまらないところを説明するのは面白くなるという逆転現象が起こっています。たまげたなぁ…。




話変わるんですけど、この合作、意外と野獣先輩の登場頻度高くないですか?
つまらないの権化である面白味研究会とか投稿者☆とかもっと使われると予想してたんですが…。

出てくるだけでつまらないと判定されることを「消極的なつまらなさ」と判断した結果なのでしょうか。


あと、これも意外だったのですが、合作でおなじみのBeMyBaby雑コラが無い!

合作らしさとつまらなさの両立が図れるし、絶対あると思ってたので面喰らいました。
コラするものがなかったからですかね…。ちょっと寂しいです。




まとめます。

僕がこの合作をシークなしで見て感じたことは「ニコニコとつまらないものは相性がいい」ということです。

元々クッキー☆ほんへ自体、つまらないものだったので今更かもしれないですがコメントがあると本当に飽きずに見ることができます。

55分の苦行もみんなで観れば辛くない!

それを強く感じられた合作でした。





最後に個人的につまらないと思っているものの宣伝なんですけど。

何の素材の音だか分からない音MADです。

これは本当につまらない。

音MADの面白さって「こ↑こ↓」でリズムをとってたり、椅子くんが命を削って迫真の演奏をしてたりすることだと思うんです。

何の音なのか分からないなら、原曲の方がいいじゃん!って思っちゃいます。

開催は公式に否定されてますが、もし第2回つまらない合作があったらこのネタで参加しようかな。


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