見出し画像

LEEVELLESの2022年を振り返る

こんにちは、ドラムの高木です。

SNSで既にお知らせしておりますが、LEEVELLESの楽曲「ユレユレル」が住宅情報館の新CMソングに選ばれました!
橋本環奈さん、村方乃々佳さんが出演されています。
本日12/27(火)よりテレビで放映されていますので、ぜひチェックしてみてください!

そして、明日12/28(水)より「ユレユレル (single ver.)」が配信リリースされます。過去にリリースしたものからリアレンジして聞き応えが大きく変わりました。各種音楽配信サービスよりお聴きいただけますので、是非こちらもチェックお願いします!

LEEVELLES「ユレユレル single ver.」ジャケット

気づけば2022年も年の瀬ですね。
この一年は随分とスケジュールを詰め込んで無茶した年だったなあと思います。

終始慌ただしくいつ何をしてきたか記憶の整理がつかないまま一年を駆け抜けてきました。なので、今回はスマホに残された写真やLINEでのやりとりを見ながら時系列順に振り返ってみようと思います。

(全て高木目線の内容です。)

■1月

毎年お馴染みの神社に初詣。人生2度目の大吉を引き当てる。「全てうまくいく」みたいな内容で調子に乗る。

純くんが機材を買い込む。
このおかげで後の「COLORS」の音のクオリティが格段に上がった。
本人は「しばらくもやし生活になる」と話してたが、別にそうでもなさそうだった。

メンバー全員のヘッドホンが統一される。beyerdynamic DT770PRO 80Ωを使用。

「SEASON」の楽曲をオーディオビデオとしてYouTubeに公開。
背景画像のために「SEASON」のジャケットデータを分解するが四苦八苦する。

■2月

高木がヤギに向かって「俺バンド辞めるわっ」て言ってる悪夢を見たと純くんからLINEがくる。ヤギに向かって「俺はめぇ〜じゃねえよ!」ってキレていたらしい。

LEEVELLESグッズにマスクが加わる。
何故かキッズサイズまで作ってしまう。

「カラフル」のDEMO制作。
聞き返すと当時のDEMOは間奏がかなりトリッキーなアレンジだった。
今の編曲にしてよかった。

SHE'Sの武道館ワンマンライブを見に行く。とても良いライブだった。LEEVELLESワンマンライブ『PORTAL』でのピアノ配置箇所は、このライブを参照している。

■3月

「ふたり星」DEMO制作。
ここまでギター曲ばかりだったので「ピアノ曲を作ろう」をコンセプトに作る。

こうすけくんと下北沢のバーで飲み明かす。
お互い話した内容は終始薄かったような記憶だけが残る。

■4月

「3月32日」のリリックビデオを公開。
こうすけくんが手書きでフルアニメーションを制作。その2日後に同曲のグランドピアノ弾き語りセルフカバー動画公開。こうすけくん凄い。

千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選出が完全試合を達成する。パ・リーグTVに夢中になりすぎて電車を2回乗り間違える。

Spotify O-WESTをメンバー全員で初見学。来たるワンマンへの士気が上がる。

「王様のメロディ」「ミラーワールド」の楽器隊をレコーディング。ギター録りは川﨑邸。年始に購入した機材達がここで活きる。

■5月

上階の水道管が破裂し雨漏り。
応急処置的な対応をしてもらうも、根幹部分は直らず症状悪化。
最終的に屋根が崩落し、ホテル生活が始まる。

「王様のメロディ」「ミラーワールド」のボーカルレコーディング。

「ライムライト」DEMO制作。
結成初期から用意していた曲だったため、細かいアレンジと歌詞を中心に詰める。

「ハローハロー」DEMO制作。あまり気負いせず作ったのもあるけど、家よりホテルの方が集中力が高くなることを発見した。

「killing me!〜輪廻転生〜」DEMO詰め作業。
これも曲自体は去年制作したものだったので、細かい調整のみで終えられた。昔のデータを見たら仮タイトルが「スラム街」だった。

「王様のメロディ」「ミラーワールド」ミックス・マスタリング。
「SEASON」の時より音のクオリティが上がり一同喜ぶ。

■6月

「Luminous (2022 ver.)」のMV公開。
ボーカルを再録・再ミックスし、動画を宮地が編集する。
映像がとても綺麗。

「王様のメロディ」MV撮影。
撮影スタジオを使ったMV撮影はバンド初。
撮影〜動画編集を委託したので、気持ちが軽やかだった。
自分たちで作るのも楽しいが本当に骨が折れる。

雨漏り後、対応会社がなあなあな調子で家の修繕が始まらない。
担当者との攻防を繰り返す。

■7月

ようやく家の修繕が始まる。
工事している隣の部屋で「ハローハロー」のアレンジ制作を進める。
騒音が鳴り響く中での音楽制作は過酷だった。

「キンセンカ」DEMO制作。
初期DEMOからBPM・キーをいくらか下げる。
こんなちょっとしたことでも曲の世界観が大きく変わるから音楽は面白い。

アルバムタイトルが「COLORS」に決定する。
色相環をモチーフにした。

「COLORS」のドラム、ベースレコーディング。少ない時間の中大変だったが、良いテイクが録れたと思う。
中旬にリズムギターレコーディング、下旬にリードギターレコーディング。
純くんがせっせと作業している横で「呼応 (iustrumental)」を制作。

ワンマンライブのタイトルが『PORTAL』に決定する。

■8月

「王様のメロディ」MV公開。
撮影素材以外の特殊効果を加えたため、公開ギリギリまで作業をしていた。LEEVELLESはギリギリまで粘りすぎるから、今後は前日を締切にしようというルールが生まれた。が、現状あまり守られていない気がする。

「無限未来」の歌詞制作。
もうレコーディング寸前だったので、こうすけくんとLINE通話しながら2日徹夜で作業する。

ボーカル・コーラスレコーディング。
こうすけくんが神がかり的なテイクを連発する。
喉のケアの為に彼はシーチキン缶の油を飲み続けていた。
レコーディング後にカスカスのシーチキンを黙々と食べていた姿が印象的。

「COLORS」ミックス・マスタリング。
「SEASON」の時同様、純くんは不眠不休で作業を続けていた気がする。

■9月

SEKAI NO OWARIを見に東京ドームへ。
トップアーティストのLIVEには様々なヒントが転がっている。1つも見逃すまいと思っていたが、終わってみるとノリノリで楽しんでしまっていた。これはこれで良かった。

下旬。iruneのツアーに帯同し名古屋と大阪へ。まだいたい、帰りたくないと思えるツアーだった。
帰り際、一緒に回ったPororoca主催のサーキットイベントに出演が決まる。嬉しい。
メンバーと宿へ向かい、ワンマンのセットリストを決めないといけなかったのにすっかり爆睡してしまう。

■10月

12日。「COLORS」リリース。
13日。店舗挨拶をしにタワーレコード渋谷店さんへ。大きいポップとコメントを用意しててくれた。終始落ち着く間もなく制作を進めてきただけに非常に感慨深かった。打ち上げを兼ねて4人で美味しい焼肉を食べる。

同日。ワンマン以降の計画を踏まえて新曲を書き下ろすことが決まる。概要はまだお伝え出来ないが、この曲に関する発表も近々あるのでお楽しみに。

知り合いと河原でBBQ。人のお金で食べる肉は何より美味い。ご馳走様でした。この月は焼肉率高いな。

■11月

ワンマンを手伝ってくださる照明チーム、VJチームの方々とSpotify O-WESTへ下見に行く。前回の下見と違い演出を想定しながらの下見だったため、ワクワクと同時にプレッシャーも一気にのしかかってきた。

ワンマンの演出を凝りすぎてとんでもない内容になり、落とし所を探すのに苦労する。ただ、これによって次回以降のワンマンライブの道筋が見えてきたのは収穫だと思う。やりたいことが増えていくのはとても良い。それをやれるレベルに早く達していきたい。

ACIDMAN主催のSAITAMA ROCK FESTIVALを見にさいまたスーパーアリーナへ。朝から夜まで全てのアーティストのLIVEを見ることができた。とても楽しかったし、勉強になったのはもちろんだが、彼らと僕らのどこに差があるのかを見つけられたのが何よりの収穫。LEEVELLESはまだまだ成長できる確信が生まれた。

知人のライブを見に赤坂へ。
夜の赤坂は洗練された空気に纏われていることを知る。

■12月

冒頭に告知させていただいた住宅情報館のCMタイアップ依頼をいただく。既存曲以外にも書き下ろしの新曲も提案しようと奮起する。結果的に「ユレユレル」が選出されたが、短期間で曲を仕上げるコツを何となく覚えた。

同じく初週
新曲の歌詞をギリギリまで書き続ける。脳が制作モードなのかワンマンモードなのか分からなくなり混乱する。
結果、前日の夜にバツンと切り替えることに決めた。

7日
LEEVELLES初のワンマンライブ『PORTAL』開催。久しぶりに高揚と緊張とその他諸々の感情が入り乱れた変なテンションになる。名付けようのない感情に出会えたのは新鮮だった。
この日の為に準備を積み上げてきた2022年。トラブルなく終えれて本当に良かった。しかし、終わってみればあっという間だった。またワンマンやりたいね。

8日
ワンマンの余韻を感じる間もなくレコーディング準備。ほとんどワンマンの準備に時間を割いてたので、この一日で新曲を体に叩き込む。

9日
新曲レコーディング当日。ドラム、ベース、ボーカルを録る。
「COLORS」の時よりみんな上手くなった。ワンマンを経て着実に良いバンドに成長している。

帰宅後、住宅情報館のCMソング(書き下ろし提案用)を制作。
あまり良いのを思いつかなかったので、ボイスレコーダーに残した700個ほどほメモを漁る。そのうちの650個くらいは大した内容じゃなくて過去の自分にガッカリする。
ボイスメモを漁ることに時間を割きすぎて、曲を作り終えた時には翌朝になっていた。

10日
ギターレコーディング及びミックス。諸事情でこの日しかミックスに時間を割けないため、急ピッチで作業を進める。同時並行して提案用の曲をもうひとつ作る。

11日
ミックスが終わったのは朝8時ごろ。
電車で帰る気力もなくタクシーで帰宅。
この日はTHIS VERY DAYのサーキットイベント。2時間ほど仮眠して会場へ。
打ち上げでは目がバキバキで何を話してたかも覚えておらず早めに帰宅。
倒れ込むように眠る。

12日
名古屋UPSETでLIVE。
前日はそのまま寝てしまい、スマホの充電が切れてしまっていたためアラームが鳴らず寝坊する。1時間遅刻をかますが、それでも1時間で済んだのは朝型生活のおかげだなあと思う。
この日の夜に住宅情報館のCMソングが「ユレユレル」に決まった知らせを受ける。とても嬉しかった。

23日〜25日
「ユレユレル (single ver.)」を制作。音素材を録りなおし、ミックスと並行してリアレンジの内容を詰めていく。

26日
住宅情報館のCMソング決定を発表。
多くの方に喜んでいただけて本当に嬉しかった。
発表後にこの記事を書き始め、夕方からスタジオへ向かい「ユレユレル (single ver.)」のマスタリングを行う。
とてもふくよかでボーカルの際立つ音に仕上がった。

まだまだ、ライブのことだったり、スタジオのことだったり書こうと思えば沢山あるのですが、キリがないのでこのへんで終わりにしておきます。
ここまで振り返ってみて、よく頑張ったなあってのもあるのですが、本当に多くの方に支えていただけているバンドだと思います。

今後もLEEVELLESの応援をよろしくお願いします!

あと、もう一つ思ったこと。
「おみくじの大吉の効果はスゴイ!」


それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?