ペットロス~ふたたび、大好きなあのコたちの笑顔に出逢えるために vol.7
*ワークに至った経緯~①*
~「わたし」から「私」へ~
あのコたちからの”純粋な信頼=愛”は、いつもここにある
vol.6でのワークに至った経緯、それは私の実感、実体験からでした。
***
2017年の初秋のころだったか、、罪悪感と後悔の苦しみから、徐々に解放されるにつれ、少しずつ雲が薄れていくように、アミとリラとの一緒に過ごした時間を思い出せるようになりました。
(もちろん、「触れたい」とか「さみしい」などの気持ちは変わらずありました。)
今から4年前、何よりも最優先で、アミそして続くリラの看病をしていた時、私とアミ、私とリラの間にあったのは確かに「愛」しかありませんでした。
それは私からの一方通行だけでなく、アミやリラの「愛」も感じられたのです。
あの子たちから感じられた「愛」といっても大げさなものでなく、言葉をかえるなら、「純粋な信頼」、でしょうか。
そこには遮るものが何もない。
今こうして振り返ってみると、その時間はとてつもなく温かいものだったのを思い出します。
もちろん、元気に一緒に暮らしている時も、変わらずそこにあった「純粋な信頼」だと思います。
ただ、日々色々なことに追われているうちに、私自身、それが少し見えにくくなっていたのだと気づかされます。
そして、温かい記憶、時折感じる愛おしさの中で、リラと最後に過ごした数ヶ月間のことをよく思い出すようになったのです。
だいぶ足腰が弱っていた為、ほぼお散歩もお出掛けもスリングでした。
つねにピタッとくっついている状態、リラの温かさをずっと感じるひととき。
完全に身体を私に預けてくれるリラ。
あの時は、とにかく回復させてあげたい一心だったから、意識することはなかったけれど、今ならわかります。
そこに確かにあったもの。
「私」とリラの間にあった確かなもの。
「私」の中からもいっぱい、いっぱい溢れていたもの。
愛おしくて
愛おしくて
愛おしくて
たまらなかった想い
その時の感情を思い起こすだけで、どんどん心が癒されていきました。
あぁ、私の中にもこんなに深い「愛」があったんだ、と気づかせてくれたひとときでもありました。
それは、何の疑いもなくただただ飼い主である私のことを一途に信頼してくれたあの子たちのおかげなのです。
虹の橋を渡る1週間前の小淵沢にて
***
私の大好きな本のひとつに「犬の愛に嘘はない」というものがあります。
この中でも、犬の一途な愛はこう述べられています。
犬はいったんあなたを愛したら、あなたがどんな仕打ちをしようと、
何が起ころうと、どれだけ時が経とうと、愛し続ける。
純粋な信頼=愛
感情には思考のように脚色がありません。過去も未来もない。
そこに“いま”あるものです。
その「純粋な信頼」をただただ感じるその“場”に、いつも意識を向けていられたら、、
そんな想いが、ワークのキッカケとなりました。
読んでくださり、ありがとうございました♡
ペットロス~ふたたび、大好きなあのコたちの笑顔に出逢えるために vol.1
*Prologue*
ペットロス~ふたたび、大好きなあのコたちの笑顔に出逢えるために vol.2
*「私」とアミとリラのこと
ペットロス~ふたたび、大好きなあのコたちの笑顔に出逢えるために vol.3
*目の前の世界が「私」ごと消えた日*
ペットロス~ふたたび、大好きなあのコたちの笑顔に出逢えるために vol.4
*「私」ひとりだけの2017年スタート*
ペットロス~ふたたび、大好きなあのコたちの笑顔に出逢えるために vol.5
*「私」の中の罪悪感と、徹底的に向き合ったその先にあったもの♡*
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