がんばった2年間

がんばれば短期ビザが取れるんじゃないかって
何度も思った

それは毎日見るTwitterでの情報だった。

結婚を前提に付き合っていれば
短期ビザが取れたという人がいた。

それが、あの時、一年前に
お互いが同じ歩幅で前進していれば
2人で協力してできていたのかもしれない。

だけど、彼はどこかめんどくさそうで
一向に前に進もうとしなかった。
そんな彼を見て、
私も気力が無くなっていった。

ただ観光の入国緩和を待つんだと
気長に待てばいいやと、諦めた。

それから1年が経過した。

今更、前に進もうと立ち上がった彼。

だけど、そこに私はもういなかった。
気力が無かった。


同じ歩幅で歩く事、
同じ目標を持つ事、
同じ気持ちでいる事がどれだけ大切か
ただ側にいるだけじゃ、
何の意味も無いんだって事を
痛感した。

ただ付き合ってるだけじゃなく、
毎日を大切にし、
お互いを共有していけば
もっと良い方向にいったのかなって今は思う。

この離れていた2年間は、
私にとって、辛く、悲しく、寂しく、
地獄にいるような時間だった反面、
会えなくても側にいるかのように連絡を取り、
安心と信頼、そして温かい絆を知った時間でもあった。

この2年間に後悔は無い。
ただ、一生忘れられない2年間になった。
いや、忘れたく無い、大切な2年間だった。

ありがとう。

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