観劇逍遥
ひみつまたたき おたんじょうび公演‘20 『ものすごくはやくとぶかめ』
これ、面白いです
YouTubeにアップされていた「だっと、どこまでもはやく」での一人芝居では不思議すぎて劇場公演がやや不安だったけれど、最初のシーンで緊張感とよく分からない動悸がおきてそれが最後まで続く
床のくだりをもう一度観たい(聞きたい)
それまで関わることのなかった、おそらく今後も関わることのない、ただお互いの心には残るであろう男子生徒と女子生徒の渾身の二人芝居
あれは果たして厨二なのかはおいてといて、観終わればシンプルな物語なのに、憧れ、嫉妬、憎悪、遡って人の心の闇をえぐるような表現はとても魅力的←書いてて意味不明(誰か語彙力をくれ)
もう一方は本当に探したかったのかな、という疑問が浮かび上がる。大丈夫は大丈夫でないように、自然とみんなの中から消去されたいと表面上思っている内面では本当は打ち明けたいというなにかがあったのではと勘繰ってしまう
「だっと、どこまでもはやく」を観るとますますそう感じずにはいられない
天国に行きたい女子生徒と革命を起こしたい男子生徒のラストシーンはとても好き
なんで2日間、3公演なんだろう、初日に行っても今日のチケットはとれなかっただろうけど、初日に行けばよかったと後悔させられた
音が反響するのでピアノはちょっぴりボリュームを絞って欲しいなとも思ったが、そこもあえてなのかとも思ってしまったり・笑
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