自分も妖精化していく

私は、ふつう人が持ってるようなものを、あまり持ってないです。でも、今まで生きてて今がいちばん楽しいなと感じてます。

数日外で働いて、何の保証もない暮らしで、家にいるのはリーナちゃんたちで、でも、なんでも作ってるのでお金はかからないし、しがらみはほとんどないです。
テレビとレンジと炊飯器がないのは趣味です。

体力はもともとないし、近くは見えないし以前のように根気も続かなくなったけど、時々成分献血に行けるくらいは元気だし、お話も少しずつ進んでいます。

たいへんなことばっかりだったので、平穏がとてもありがたいです。
ネットもない頃から一人でかかえてばかりだったので、今はほんとにいいなぁと思います。

１２年前に転機があって、それからすごいスピードで生き方が変わりました。
その時その時はそうは感じてなかったけど、ふり返ってみれば早かったと思います。

去年だったか美容師さんが、生まれ変わったら男と女とどっちがいいですかと言うので、どっちでもないものがいいと言いました。実際、もうどっちでもなくなってきてる気がします。
妖精のみんなと過ごしてきたせいか、年齢も超えはじめたような。

それから、数年前から何度か波があったけど、とうとうお肉が食べられなくなりました。

１１年前の秋、自分はぜったいこれを作らないかん、と思った時がありました。
３年前、それがリーナちゃんという姿になって、その頃からだんだん、いろんなことに境目がなくなってきました。

お話にあらわれたものが目に見えてる世界にもあらわれたり、目にみたものが、少しだけ形を変えてお話の中に生まれてきたり。

たぶん自分は、リーナちゃんのもひとつ前に出現した、でもリーナちゃんでもある存在と、二重になってる生きものなんだと思います。

そうか。
妖精化してきたんじゃなくて、ただ自然にそうだというだけなのか。

仮名・ティー。キュレーターで梅干天花店長という、よくわからないのが民宿５７５の隣に出てきたのは、自分の中で大きな変化のようです。

こんなわけのわからない話ですみません。早くまとまるよう祈ってます。ひとごとのような・・。

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