嫉妬や不安のアレコレ

わたしはわたし、他人は他人。
割と本気でそう思っているので、嫉妬と言う感情があまりないタイプの人間だと思う。
美人やかわいい子は大好きだし、バリバリ稼いでるかっこいい女も大好物である。
育ちのいいお嬢さまも大好きだし、自分にはない才能がある人も好きだ。

かと思えば、彼氏が自分より猫を構っていたりする時など、どうしようもない事に嫉妬したりするポンコツではある。
(お猫さまに敵う訳ない)(あたりまえ)

元カノの話なども普通に聞ける。
すでに終わった関係にあれこれ思いを馳せる必要はない。
なので自分の過去の恋愛なども比較的明け透けに話をしたりする。
(幸い、今までの彼氏／旦那もその辺は同じタイプであった)

ホストと付き合うにあたり、「客」と言う存在は常に脅威である。
彼のためにお金を使ってくれる訳だし、色恋営業をしていていつ本気になるかもわからない。
人の心はうつろいやすいのだ。
初回でものすごく可愛いらしい、しかも性格も良い女の子が来るかもしれない。
浮ついた気持ちになることもあるかもしれない。

浮気する／しないにホストも一般人も関係ないとは思うが、そこら辺の男より出会いの母数が違うので、その不安は常に付きまとう。
わたしがナタリー・ポートマンならふんぞり返ってるかもしれないが、良く見積もって中の下程度の女故、いつか盗られると言う恐怖心がある。

そんな訳で、不安になったり心配したりすることはあるが、相手の女の子に対して嫉妬と言う感情はあまり湧かない。(0ではないと思うけれども)
上から目線なのではなく、わたしとその子が別の人間だからである。
どうしたってわたしはその子になれないし、逆もまた然りなのだ。
考えても仕方ないことは、考えないようにしている。
それでも考えざるを得ない状況に立たされた時、怒りの矛先は男に向く。

不安にさせた罪、心配させた罪、デリカシーが無い罪…
大罪である。そりゃ怒るわ。
死罪じゃ、死罪(物騒)

客に怒りが向く時は、そこには正当な理由がある。
それは主に費用対効果マイナスの要求をしている時や、彼に迷惑をかけている時で、図々しい女だなぁと腹が立つのである。

自分の彼氏を困らせていることにも腹が立つが、同じ女としてみっともないと言う感情が大きい。
ダセェことすんなよ、お前みたいな女がいるから女全部ナメられんだよ！？と腹が立つのだ。(原辰徳)(だまれ)

女に都合のいい様な考え方のフェミニズムはどうかと思うが、男女平等推進派(自称)なので、女だからとナメられることは嫌いである。
男女で身体の作りなどが違うことから、役割が違う場面があるだけで対等であるべきだし、男だから奢らないといけないとか、女だから家事をしないといけないとかそう言うのは嫌いなのだ。

図々しい女は心底嫌いである。
自分の立場や状況を俯瞰して見れない、エゴのかたまりのような気がして視界に入れたくもない。
女をバカにする男も嫌いだし、バカにされるような女も嫌いだ。
そう言う女の行動は同じ女として心底腹が立つのでやめていただきたい。
あ、そうか。やめられないからバカなのか(暴言)
とにかく女の株を下げるな、と言いたい。

話がだいぶ逸れたが、わたしの場合、嫉妬はしないが不安にはなる訳で、その不安と安心のバランスが取れるかどうかは最早相手にかかっている。
先述したように、嘘をつかないだとか、日々の本当に些細な行動が安心の方向へ心を傾けるのだ。
相手に要求するからには、自分も不誠実な行動は取らないようにしている。

葛藤の毎日はぬるま湯生活が好きなわたしには精神の消耗が激しく、大変疲れる。
なのでド安定のサラリーマンと付き合い、結婚したのは自分的にかなり納得のいく選択だったと振り返ってしみじみ思う。
数年で破綻してまた夜の世界に足を踏み入れるなど、結婚式をあげてる時は夢にも思わなかったなぁ…(白目)