2歳のバイリンガル⑮

・耳から覚える。
・あまりスペルや文法など気にしない。
・間違っても話してみる
・恥ずかしがらない性格の方が上達する
この4つのポイントが、2歳のアユンを見ていて、外国語を習得する上ですごく大事なんだなと改めて思いました。

大人でもやはりこの方法が当てはまるということを、生徒たちを見ていてよく分かります。
これまで韓国語を教えながら1000人以上の生徒を見てきました。
年齢、職業、環境、性格など全て違う方たちですが、教室に通う頻度、回数はほぼ同じです。もちろん皆さん同じ内容のお勉強をしています。
でも、上記の意識を持つか持たないかで、どんどんと上達度が違ってくるのです。

例えば、ある会話クラスのÀさんは、韓国ドラマが好きで毎日ずっとドラマを見ています(もちろん仕事もしっかりされています(笑))。
そして教室に来ると、韓国語でずっと話します。
助詞や文法が間違っていても、時々日本語の単語が混ざっても、気にしないで「アッハハ!」と笑いながらずっと話されています。
内容は、先週習った会話、昨日見た韓国ドラマ、週末に行って来たショッピングなど様々ですが、本当にその方のお話は楽しく、そしてこのタイプの生徒はどんどんと会話が上達していきます。
一方、同じクラスのBさんは、頭の中で文を組み立てて考えながら話し、途中で「この助詞は間違っていますよね?」などと確認しながら、常に間違いなく話そうとします。
なのでどうしても話す時間が少なくなり、結果として上達するのに時間がかかってしまいます。

このお二人の何が違うかといえば、教室以外でもいかに沢山の韓国語に露出されるのか、スペルや文法などを気にせず、そして間違いを気にせずどんどん話す、ということです。
アユンの英語や韓国語の体験でわかるように、この4つのポイントがとても大事で、赤ちゃんと同じ方法でやれば大人もできるということですね😆
次回でまた書いてみたいと思っていますが、大人になって話す時によく出てしまう誤りなども、子供が後にどんどん正しい言葉に修正していくように、正しく話せるようになります。

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