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個性豊かな4人のユニット、”SUMMIT” 〜野村彰浩さんとのDuoコンサートを終えて〜

2021年、まさにコロナ禍の中、広島で結成されたインストゥルメンタル・ユニット、”SUMMIT”は、キーボーディストで作曲家でもある野村彰浩さんを中心に、アイリッシュフィドルと二胡奏者のタケウチフミノさん、サキソフォン奏者の福田ひとみさんと私(高木リィラ)の4人で構成されています。

SUMMITの素晴らしいところは、同じレベルにとどまらず、つねに深化しつづけるところ。

そのため、普段からアンテナを張りめぐらせ、新しい音、新しい表現を、メンバーそれぞれが模索しているところだと思っています。

私は、ご三方の音楽に対する真剣さ、努力を惜しまない真摯な姿勢から、いつも多くのことを学んでいます。

本当に尊敬できるミュージシャンと共演できることは、ものすごく幸運で、ありがたい(有り難い)こと。

なかなか、出会えるものではありません。

そういう意味で、私は本当に恵まれてるなぁと思う。

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写真は、2021年11月13日に開催された、NightConcert@古民家輪。

野村彰浩さんとのDuoコンサートでした。

いつも感動と学びがたくさんの、野村さんとのDuo。

こういう機会をいただけることも、本当にラッキーで・・・。

それにしても、この配線・・・!

いかにたくさんの機材を使ってるかがわかります。

ちなみに、前回の記事でご紹介した、ノルウェーのトランペット奏者、アルヴェ・ヘンリクセンのことを知ったのは、野村彰浩さんと、福田ひとみさんからの情報です。

>SUMMITメンバー紹介

野村彰浩さんは、10年間ヨーロッパに在住されていました。

ヨーロッパというのは、バッハやモーツァルト、ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナーやショパン等、歴史上の錚々たる音楽家を輩出した土地で、芸術に対する理会がかなり進んでいると思います。

音楽や芸術に重い価値が置かれる土地で、野村さんの感性が鋭く磨かれたことにより、野村さんの楽曲に対する理解力や音楽的センスは、抜きんでています。

タケウチフミノさんは、クラシックのヴァイオリンをベースとして、アイルランドでアイリッシュ音楽を、中国で二胡を学ばれ、その音楽性の幅広さと表現力は、包み込むような豊かな音色に現われています。

福田ひとみさんは、クラシックのコンクールで数々の賞を受賞された実力派で、フランスに留学され、ジャンルにとらわれない様々な演奏スタイルを自由に弾きこなす、新進気鋭の音楽家です。

野村さんと福田さんのお二人は、広島では有名なLaTICA(ラティサ)というDuoユニットで全国的に活動され、コアなファンも多く、ライブ活動やCD制作も勢力的にこなされています。

・・・・・

12月12日(日)に、東広島市黒瀬の「Black & Tan」というジャズライブバーで、SUMMITのコンサートがあります。

1回1回が、とても貴重で大切なライブ演奏。

一瞬一瞬の音(そして空白)に魂を込めるのが音楽家の仕事です。

私たちの命の結晶ともいえる「音」を、ぜひ聴いてください!!

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【ライブ情報】
●2021年 12月12(日)
「SUMMIT @ Black&Tan」

野村彰浩(key, elec)
タケウチフミノ(fiddle, 二胡)
福田ひとみ(sax, key, vioce)
高木リィラ(key, per, voice, elec)

開場 17時
開演 18時 2stages
料金 3000円(要1オーダー)
要予約 → 0823-82-9168
or 090-7898-5798

会場:Jazz Bar Black&Tan
広島県東広島市黒瀬町丸山1426-2

【SUMMIT】
キーボーディスト野村彰浩を中心とした4人組のインストゥルメンタルユニット。タケウチフミノ(二胡, フィドル)、福田ひとみ(sax, voice)、高木リィラ(per,key,voice)等、それぞれの世界観を集約し、アイリッシュ、中国曲、グレゴリオ聖歌、その他世界中の民族音楽や宗教音楽を現代的なサウンドへアレンジ、即興によってソレ等に輪郭がつけられる。アンビエンスでチルアウトなサウンドから、ドラムンベースや4つ打ちまで、幅広い世界を演出。世界を旅しているかのやうに感じさせる。
動画 → https://youtu.be/oKqfPqWZhi0

【野村彰浩(piano/synthesizer/composer/arranger)】
広島県出身。15歳で単身渡英。10年に及ぶ英国での活動後2000年帰国。以後、多数の映画や舞台、ファッションショー等で音楽監督を務める。2006年、厳島神社国宝「高舞台」にて、現代楽器奏者として初めてシンセサイザーを演奏。ダライ・ラマ14世法王等を迎え行われた『広島国際平和会議2006』、2010年『ダライ・ラマ法王Teaching 2010 in 広島』の音楽監督を務め法王と謁見。これまでに、多数のアーティストプロデュース、楽曲提供やアレンジを行い、他ジャンルのアーティストとのコラボも多く行う。

【タケウチフミノ (フィドル・二胡奏者)】
広島出身。
エリザベト音楽大学でクラシックを学んだ後、
民族音楽と出会い、パット・オコナーにアイリッシュフィドルを、また北京音楽学院にて二胡を習う。
2014年、フランス パリの夏至音楽祭へ出演、また2015年より宮島での演奏活動実績から、宮島観光大使をつとめる。
現在、中国地方を中心に県内外にて,民族音楽やオリジナルを軸とした演奏活動の幅を広げると共に、自らの教室を主宰、広島市内、五日市、西条等、幅広くレッスン指導も行っている。

【福田ひとみ(saxophone)】
広島県出身。12才より吹奏楽部でサクソフォンを始める。広島市立基町高等学校を経てエリザベト音楽大学演奏学科に特待生入学。大学在学中、ザビエル奨学賞、学長表彰を受ける。2010年 フランス、ポワティエで行われた、ハバネラ・サクソフォンアカデミーに参加。第24回 レ・スプレンデル音楽コンクール 審査員賞を受賞。第14回万里の長城杯国際音楽コンクール 管楽器部門 大学の部 第1位。第18回KOBE国際音楽コンクール 木管楽器部門 奨励賞を受賞。これまでに、Fabrice Moretti、Lars Mlekusch、各氏の公開レッスンを受講。サクソフォンを宮田麻美、宗貞啓二、鈴木浩二、原博巳の各氏に師事。

【高木リィラ(per, key, voice, elect)】
東京都出身。東京藝術大学音楽学部打楽器科卒業。
幼少より音楽に親しみ、打楽器、マリンバ、キム(Khim:タイの打弦楽器)、パイプオルガン、ヴォイスなどを通じ、100曲以上のオリジナル音楽を創作&演奏。
トルコ、東南アジア、パラオ、沖縄、小笠原諸島等への旅体験を経て創られた多様な作品群は、独自の世界観が息づいた「オンリー・ワン」の音楽であるとの高い評価を得ている。
広島では2016年よりコンサート活動をスタート。ご縁のあるミュージシャンとのコラボレーション企画にも積極的に取り組んでいる。



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