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焼きそば

祭りの屋台。
沢山の食べ物やくじなど種類は昔と比べると大幅に増え、選択肢は様々だ。
最近若い子に流行ってる10円パンや昔流行ったタピオカなども売ってあった。
私は沢山の屋台の中で、必ず1番目に買ってしまうものがある、焼きそばだ。
ド定番で正直どこの屋台でも売ってあり日常でいつでも食べられるが、どうしても手にとってしまう。
あのパサパサ感のある時間が経ってるのに味がしっかり染みている茶色の麺がたまらなく好きだ。
あれを公園のベンチで割り箸で啜るとき「祭りに来たなー」と感じるのだ。
女友達は牛串とカリカリチーズを食べていたが、私は正直無いな、と思ってしまった。
がっつり食べなきゃお腹が満たされないじゃないか。いや、私がそうなだけ。私が焼きそばが好きすぎるだけ。
分かっているがそんな片手でサクッと屋台を済まされると隣で箸を割ってバクバク食べてる私が恥ずかしいじゃないか。
なんて思ってたことを思い出しながら自分の家に帰った今、夜ご飯はフライパンで焼きそばを作ろうかと考えている。
きっとあのおいしさには、叶わないんだろうな。

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