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出雲駅伝から全日本大学駅伝へ|創価大学|2023

※タイトル画像に引用させていただきましたのは、島根県立古代出雲歴史博物館の企画展「伊勢と出雲」のポスターページです。学生駅伝とは無関係で、しかも創価大学のストライプとも全く関係ありませんが、素晴らしくマッチしていたので、画像一部を引用させていただきました。


※※追記:Leakey選手のアンチ・ドーピング規定違反が公表(2024/2/15)され、出雲駅伝の結果も一部修正されました(2/22|創価大学の総合記録および個人区間記録は失効)。本記事前半では出雲駅伝の結果に触れていますが、執筆当時の「記憶」として訂正・削除せず、そのまま残させていただきます。※※



この記事では、創価大学の出雲駅伝の振り返りから全日本学生駅伝チームエントリーおよび選考レースのまとめまでをカバーします。全日本の区間エントリー予想については次の記事にて。

出雲駅伝の振り返り

区間エントリー予想の答えあわせ|予想できない区間配置こそ妙なり

遅ればせながら。かなり旧聞に属する感じも否めませんが。まずは前回のNote(初投稿)の出雲駅伝区間エントリーの答え合わせから。

私の最終的な区間予想は以下の通り(敬称略)。

区間エントリー予想(最終)
1区 小暮
2区 小池
3区 Leakey
4区 石丸
5区 吉田響
6区 山森

https://note.com/leedsnabe/n/n6fcd9065868f

上記の予想と実際の区間配置は、
2区・3区・5区は実際と同じ
・1区は×小暮 → 石丸
・4区は×石丸 → 山森
・6区は×山森 → 吉田凌
※ 予想としてはメンバー的には5/6的中(小暮→吉田凌)。区間も含めては3/6的中。そもそも当たったからどうということは無いのですが、結構意外に思える区間配置があり、それが予想できなかった。その感想ポストは以下の通り:

小暮選手については、本人のXの投稿によると、2週間前に怪我をしてしまいその影響で出走ならず、だったとのこと。当然ながら、このような内部情報に事前に接することは無いので致し方ないところ。ケガをしっかり治して全日本もしくは箱根での出走を願わずにはいられません。

結果は準優勝(2位入賞)!!|MVPは?

さて。出雲駅伝の結果については、既報の通り創価大学は目標の3位以内を達成し、総合順位2位(過去最高順位)を勝ち取りました!!

結果的に、これまで2年間の出雲で問題だった「1区の出遅れ」および3区ムルア選手の追い上げ後の「4区での反動(落ち込み)」を(私が予想できなかった)榎木監督の配置(1区石丸選手、4区山森選手)によって見事にカバーした形になっております。さらに5区では新戦力の吉田響選手の志願の覚悟が見事に結実した区間賞となりました。3区終わりでトップ駒澤大とは差をつけられてしまいましたが、4・5区が「攻めの走り」で前を追い続けたことが、好結果につながった思います。
 ということで、個人的なMVPは榎木監督!そして、その期待に応えた全ての選手とさせていただきます!っと、かなり結果に興奮してポストしてしまったのを、以下に置いておきます…(自戒を込めて)

全日本学生駅伝のチームエントリー発表

出雲駅伝準優勝の高揚が冷めやらぬ間に、もう次の全日本学生駅伝のチームエントリーが発表されました。毎年こんなタイミングだったんですね…(今年からトラックを観始めたので、昨年までは予選・本選は観ていたものの、チームエントリーを注目することは無かった)

出雲エントリー(10名)+4年生(志村・桑田)と2年生(黒木・山下蓮)に1年生(川上・齊藤)

出雲駅伝のチームエントリー(10名)に加えて、4年生から志村主将と長期離脱から復帰の桑田選手、2年生から黒木選手・山下蓮選手、1年生からは先月の絆記録会で5000m・13分台に突入した川上選手齊藤選手がエントリーされました。
 直近(10/1)の札幌ハーフで優勝した竹田選手(2年生)が漏れたのは意外でしたが(ちなみに山下蓮選手はこの時DNF)、それほど充実し層が厚くなってきている証左でしょうか。距離がさらに延びる箱根に期待したいところ。
 ケガからの回復具合が心配された小暮選手もエントリーされたということは、この後の調整次第では出走の可能性ありということで、この後の記録会等が注目されました。

全日本エントリーメンバーの記録会等での結果

以下に、出雲駅伝(10/9)以降の全日本エントリメンバーの出走(エントリー)とその結果をリストアップ:
10/15 レガシハーフ|④志村選手(63:39)、②野沢選手(68:46)、③Leakey選手 DNS
10/21 国士舘大学 combined challenge 2023|10000m ④桑田選手(28:59.08)、②山下蓮選手(29:00.00)PB、①織橋選手(29:01.48)PB、①齊藤選手(29:05.72)PB、①川上選手(29:20.28)PB、②黒木選手(29:25.40)PB |5000m ①Stephen選手(14:18.80)PM
→この結果、10000m/5000m PBプロットは以下の通りに更新:

※その他の情報:
・国士舘大記録会にエントリーされていた出雲出走メンバーは全員DNS(④山森選手、③吉田凌選手・Leakey選手、②石丸選手、①小池選手)
→順当なら(コンディション不良等でないなら)、この5名は全日本でも区間エントリー入りか

③吉田響選手はエントリー・出走も無し。これは出雲駅伝前と同じ。”連戦が効かないタイプ”(東海大学・両角監督談の伝聞)とされるが、おそらく「一点集中」タイプというのが私の見立てで、駅伝本番前2週間での記録会を「調整」とかにできないのでは、と思われる。
→ともあれ、夏合宿・練習での強さがそのまま出雲でも発揮された実績もあり、順当(同上)なら響選手も全日本でも区間エントリー入りとみられる

・そして、小暮選手。当初10/21(国士舘のウラ)の平成国際大記録会 5000mに他の選手とともにエントリーされていたが、直前でSUET公式の予定からも削除されて、結果全員がDNSに。これが謎。申し込み時期から、などとも考えてみたが結局、謎のまま。

本来は、この後に全日本の区間予想が続くはずでしたが、思いのほか長文になったため、本稿はここまでと致します。次の記事は以下の通りです。

ここまで読んでいただき有難うございました。お疲れ様でした。

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