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  • 連載『都市・身体・文化』

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音楽ZINE『痙攣』編集長の選ぶ2022年上半期ベストアルバム

15. Yung Kayo『DFTK』 14. The Ephemeron Loop『Psychonautic Escapism』 13. YAYA KIM『a.k.a. YAYA』 12. Zeal & Ardor『Zeal & Ardor』 11. Lack The Low『God-Carrier』 10. The Smile『A Light for Attracting Attention』 9. Ethel Cain『Preacher’s Daughter

    • 演技、哄笑、絶望 ―Danny Elfman『Big Mess』を巡ってー

      「何もかもジョークなんだよ…皆が大仰に崇め奉っているモノも、後生大事に戦い守っているものも…すべては桁外れにバカげたジョークさ」「だったらそいつを楽しみゃいいだろ?なのに…おめえはなぜ笑わないんだ?」 ―『バットマン:キリングジョーク 完全版』より この忌まわしい疫病の時代の暗黒面を、これ以上なく克明に描写した2020年代最初の名盤として記憶されるにふさわしい本作。黒という色がありとあらゆる色を重ねた汚濁の末に現れるそれであるように、Danny Elfman『Big Mes

      • 2020私的年間ベスト ーテン年代から遠く離れてー

        年間ベストの前に 新型コロナウイルス感染拡大を経て音楽シーンは今も刻一刻と変容しているが、それらのうち少なくない部分がテン年代に対する反動と揺れ戻しとして現れているように僕には感じられた。ではここでいうテン年代の音楽シーンを特徴づける要素とは何かというと、それは 1.ブラックコミュニティに由来するHIP-HOP/R&Bの客演文化がジャンルの枠を超えて拡大したこと。 2.1.に関連してメジャーシーンのアーティストがインディー/アンダーグラウンドのアーティストをフックアップと

        • 小沢健二についてのいくつかの批判

          *以下の内容は『痙攣 Vol.1 チル/暴力 特集』に収録された『小沢健二、ジョーカー、BUCK-TICK ―生活から生へ―』から抜粋したものである。なお前半の歌詞論についてはKentz1氏の『【再掲】小沢健二の新曲が(僕に)よくなかった理由を考える』を参考にした。 20代半ばを迎えた自分にとって90年代、20世紀最後のディケイドは記憶ではなくもはや歴史で、誰かの口を介して伝わる情報の残響でしかなく、しかし厄介なことに自らの基盤を形作った直近の近過去でもあった。本稿にて登場

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