薬で治らない帯状疱疹、鍼灸で改善

こんにちは。「ファン鍼灸院」でのビックリ、嬉しい、楽しい、幸せな治療例をお届けしている【ばぁばは鍼灸師】のファンです。

今回は帯状疱疹になり病院で処方された薬を2ヶ月間飲み続けたけれど、もうひとつスッキリ治らないという方が鍼灸治療で改善した症例です。

【真弓さん     54歳    パート】

1．真弓さんの症状

真弓さん：右の胸から背中にかけてぐるっとプツプツと湿疹が出てきて痛いし、病院に行ったら【帯状疱疹】と言われて薬をもらいました。
2ヶ月間飲み続けて痛みは少し良くなったけど、どうもスッキリ治りません。
真っ直ぐに上を向いて寝られないし、眠りも浅いです。

ばぁば：厳しい暑さが続いて自律神経も乱れるし、疲れが出て免疫力も低下したんでしょうねえ。
疲労を回復させ、しっかり眠れるようにし、自己回復力も高めて帯状疱疹が早く改善する様に治療していきましょう。

⒉帯状疱疹を改善させる鍼灸治療

まず、全身の気、血、水の巡りを良くして自然治癒力や免疫力、自己回復力を高めるようにしました。
背中の右側には帯状疱疹の痕が残っていました。
第5、6、7 肋骨の高さです。
その肋間に沿って圧痛点を探りながら【置鍼】をしました。

【肋間】肋骨と肋間の間

【置鍼】圧痛点や反応点に鍼をして、そのまましばらく置いておく方法

帯状疱疹が出ている肋間に【置鍼】しながら、足から上半身に向けて鍼をしていきました。
全身が緩み、巡りも良くなって冷たかった体も温かくなってきました。
次に【置鍼】していた肋間に鍼を抜き【知熱灸】をしていきました。

【知熱灸】熱さを感じたら取り除く優しいお灸

【知熱灸】をしていくと、取り除いた跡が濡れているところがあります。
むくんでいるのです。
そんな時には、そのむくみが取れるまでそこにお灸を続けます。

ばぁば：終わりましたよ。
上向きになってみて下さい。
背中の違和感はどうですか？
痛みはないですか？

真弓さん：大丈夫です。
真っ直ぐにして寝られます。
体がほこほこして気持ちいいです。
あー良かった！
今夜はぐっすり寝られそうです。

ばぁば：どうぞお気をつけて。

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