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結核の薬で認知を上げる

結核の薬にリファンピシンというお薬があります。このお薬を私は以前から自分の体に使って人体実験を繰り返してきました。結核でもないのに結核の薬をお医者さんでは出してもらえないのでシンガポールの薬局から個人輸入で仕入れて飲んでいたんです。

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と言うと、当然頭のおかしい人のように思われると思いますがその通りだと思います。バイオハッカーの人たちがDIYで遺伝子治療をやっているのとそうかわりがない行為かもしれない。無知で頭のおかしい母親は平気でそんな薬を飲みます。

これによってわかったことは、

・運動しなくても筋肉がついた、脂肪が落ちて体重が減った
・物忘れがひどい
・飲んだ後30分後に血糖値が急激に上がってその後急降下してお腹が減る
・血糖変動が激しい時は正直ツライ
・飲みすぎると頭の回転鈍くなる
・おしっこオレンジ色になる

くらいでした。

このお薬の特徴はCYP3A4を誘導することです。私は何としてでもシトクロムを上げて食べれるものを増やしたかったんです。そのためだけにこのお薬を飲んでいたんです。

でもこれを飲むと血糖変動のせいで倦怠感が凄くて続けるのは難しいと思いました。それでも何もしなくても筋肉がついて脂肪が落ちて2週間で6kgくらいは痩せるので悪くはないけれども、ただ認知が落ちるので続けるのは難しい。

健康な人が普通の体調の時に飲むような薬ではないという判断をしてしばらくやめていたんです。


でも先々週から私の子供は酷い風邪をひきました。もし万が一、糖鎖の病気である私の子供がたちの悪い糖鎖を持つウイルスに感染した場合はリファンピシンの出番だと思っていました。

39度5分の熱が3日続いたので私はリファンピシンを飲みました。20分くらいで37度台まで熱は下がりました。そして子供にも同じように飲ませました。すると子供はいきなりペラペラとしゃべり始めました。

子供が「なんとなく、アンパンマンは、違うと思う」と言ったときに、シッターさんが言いました。「これは今までだったらなかなかなかな、あんぱんまんはー、ちあう、ともーって言ってたよね」と。

「なかなかなかな」は私の子供の口癖でした。でもそれが「なんとなく」だとしたらそれは私の口癖です。

ああ~、この人私の真似をしていたんだ!

ちょっと感動していたら、それ以外の言葉も見事にペラペラとしゃべるようになりました。何かサビ付いていた部分のサビが取れた感じ。部品がスムーズに動くようになったという印象です。活舌が良くなっているんです。いきなり親子間でのやり取りが楽になりました。

そして今まではおむつを替えてあげないといけなかったのが「自分でパンツを脱いでおむつを替えてみようよ」というと、言葉で指示すれば全部自分でできるようになったんです。

進歩してる~~!と感激しました。今までできなかったいろいろなことができるようになっていました。「スプーンを取ってきて」と言うとキッチンで引き出しを開けて取り出してくれたり、「アイスが食べたいな」と言うと冷蔵庫から出して持ってきてくれました。

私は風邪が完全に治りきるまでこの薬を続けてみようと思いました。子供も嫌がらずに飲んでくれます。「リファンピシンを脳性麻痺の子供に飲ませたら、認知が上がった」という印象が私の勝手な思い込みではないことを確認したかったのです。

血糖値が下がりすぎないように薬を飲ませた後にブドウ糖やパピコを食べさせていたのですがそれでも食欲はおさまらないようでした。たくさんご飯をお替りして食べました。おかげで体がしっかりとしてきました。それなのに浮腫みは取れて顔はすっきりとしてきていました。

シトクロムが増えていることはなかなか実感できませんでしたが筋肉の付き方には変化がありました。数日で腕の筋肉も硬くなってきて、転倒が減りました。筋肉がついてきたので腕のフワフワ感が減って低緊張が改善していました。私に使ったときと同じような作用も感じられました。

私の時になかった作用は言語発達のみです。


認知を上げることと「除菌」の関係性

私がこのお薬に期待した理由はシトクロムのことだけではありません。このお薬は結核以外にもハンセン病の患者さんに使われます。ハンセン病でリファンピシンを使っていた人の認知症の患者さんが少なかったという報告もあって、認知症の予防薬としての使い方も検討されているお薬です。

子供の自閉症は若年性の認知症であるという考え方もあります。「認知が下がっていく」大人の認知症と「認知が上がらない」子供の自閉症は方向性は真逆であっても実際は同じ構造なのだというものです。

そして古細菌を勉強しているときに「認知症の根本原因はある微生物の感染である」という考え方があることも知りました。そしてそれに基づいて実際に除菌によって治療を成功させている先生がいることも。

私の子供は発達指数(DQ)が52です。現在6歳ですが2~3歳児と同じくらいのことしかできません。心は大人だと思います。ドラマを見て感動して泣いたり、叱られて泣いている子供がいたら必ず慰めに行きます。できることやできないことのムラは激しいのですが、小さいころから「アウトプットがなくてもインプットすることをやめてはいけない」と習ったので、私は障害のある子供扱いせず、まるで大人を連れまわすようにいろいろなところに遊びに連れて行って、まるで大人に接するように話しかけていろいろなものを見せて歩きました。

・障害児扱いをしない
・子ども扱いすらしない

私が気にかけていたことはこの2つだけです。私が見たい美術展があれば一緒に連れて行き、バーで飲みたければ早い時間に二人で行ってノンアルコールカクテルを一緒に飲みました。私が会いたい人がいれば車で一緒に会いに行って一晩中語り明かしました。

障害があってもなくても、私は子供が生まれたら自分の子供をそのようにして育てたと思います。良い子供を育てるのではなく、お互いに成長できるように仲良く過ごしたい。ただそれだけだったと思います。

その中で子供がいろんな情報を吸収して自分のものにしてくれていれば、もしも何かの拍子に急にしゃべり始めて自分の意思を伝えられるようになったならめっけもんだと淡い期待を抱いていました。

そしてリファンピシンを飲んだらその「何かの拍子」がふいにやってきました。

私も驚きました。
そのペラペラ具合に。

本当に普通にしゃべるんです。うちの子がしゃべるようになったらどれだけ毒舌でしゃべり始めてしまうんだろう。親が私なんだからろくでもないことを言いそうだ!と、内心心配していたのですが…。

活舌良くしゃべり始めた我が子が口にする言葉は、優しくて美しい言葉ばかりでした。

多分youtubeで70cleamの動画を毎日見ていたから。

しゃべり方がキレイ!!
良かった!!
私の真似をしていたのが「なんだかね」くらいで!!
本当に良かった!

リファンピシンを認知症のお薬として使う可能性があるというなら、脳性麻痺や自閉症や発達障害にも使える可能性もあるということかもしれませんね。だって私の子供にはあからさまに効いていたから。

ある日突然ガラっと変わる。

以前、全く立てなかった頃にテストステロン軟膏を塗っていきなり立てるようになりました。今回もリファンピシンを試してみていきなりしゃべれるようになりました。

どちらもこの経緯に関係したことをしたタイミングです。

子供の身体がしっかりとしてきたときに「次は認知だ」と覚悟を決めました。低緊張が改善したら、知的な発達を促すための勉強を始めなければならないと。それはとても難しそうに見えましたが、古細菌ベースで考えればその方法は必ず「除菌」にあると思っていました。

CYP3A4の誘導。

全てはそこにあると、ずっと思っていたことが間違っていなかったのだと証明できたことがとてもうれしい。

ああ、良かった。

これがうまくいけば低緊張も認知が低かったことも治る。夜間低血糖もてんかんも改善されれば私も夜寝れるようになる。

今後ちゃんとこれを運用していきたいのだけれども。量や頻度や休薬期の入れ方などをどうすればいいのかは全くわかっていないので、しばらく悩まないといけないかもしれないです。



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