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子供の病気の技術を大人に活かす#2売れる音楽を作る9

歌詞の部分に関しては脳に良い音楽の法則を見つけることができましたが、私が音楽自体には詳しくないので「音」の部分に関しては手つかずでした。かろうじて「三連符」はいいんだろうというくらい。

音楽療法の記事はしばらくごぶさたでしたが、今回は「リズムやメロディ」などの音に直結する部分を検証していきましょう。

前回まではこちら。主に歌詞についての法則が多いです。


最近AIアートのお友達にGoogleの「MusicLM」という作曲AIについてのニュースを教えてもらいました。28万時間の音楽を教え込んだGoogleのAIは一般公開はされないそうですが、ネット上にはこのAIを使った音楽がいくつも発表されていました。言葉で指示をするとその通りの音楽を作ってくれるんです。

私の音楽理論で曲を作って欲しいけど指示を出すのが難しそう…。と思っていたら、一昨日ある機能をうちのスマホで見つけました。

Amazonミュージックの中に「類似した音楽を再生」というボタンをたまたま押してみたら!!!似た曲が再生されました。すごく似てる!似てるというか、音楽療法的な条件を兼ねそろえた曲がどんどん出てくる!アレクサでいいの?!でも残念ながら紹介されたすべての曲が条件を満たしているわけではありませんでした。1/10くらい。でもこの比率は通常の他の曲を含めると画期的。かなり参考になります。

ということで、Googleの作曲AIの公開を待っていられないのでアレクサさんに頼ってみましょう。

最近、私がよく聞いている「脳に良い曲」はこちらです。

未知さんのdance DANCE!というai加点だらけの曲です。半分英語で半分日本語の曲ですが、aiが入ってるのは英語の部分が多いんです。歌詞が英語でもaiいける!凄いaiが聞こえてくる!これは海外で売れたい野心家の人にとって良いヒントになりそうな曲です。

ヘビロテできる率で言うとTOPクラス。リズムもタンタタで条件にそろっているし、あちこち上がって下がるメロディもあるし、構造的には相当高得点です。歌詞の繰り返しも多いし。ちょっとあちこち古い感じの曲だけども相当ヘビロテしても脳に負担は来ない曲。人によって好みはあるだろうけど、傷ついた脳を癒すai加点曲。強いです。


我が家の音楽療法のルールから言うと、歌詞については英語の場合はそのまま適用できないのでもう少し検証が必要ですが今までのものをまとめます。

①フレーズの最後の音が母音の「あ(a)」「え(e)」「お(o)」で終わっている曲はよく聞く➡良い音
②フレーズの最後の音が母音の「い(i)」+休符で終わっている曲は嫌がる、歌の途中でも「い」と「休符」が入っていると嫌がる➡悪い音
③「きっと」「ずっと」「もっと」「ちょっと」という促音も好き➡良い音
④同じ歌詞や同じフレーズの繰り返しも好き➡良い音
⑤フレーズの最後の音が母音の「い(i)」で終わっても「い」と「に」の場合は問題がないことが多い(き、し、ち、ひ、み、り、ゐはダメ)➡悪い音の回避
⑥フレーズの最後の音が母音の「い(i)」で終わっても次のフレーズの最初の音が「い(i)」で始まるなら問題がないことが多い。う段も同じだが、い段はい段、う段はう段の場合だけよくて、い段とう段が絡んだ場合はダメ。➡悪い音の回避
⑦母音が「あい(ai)」「いあい(iai)の単語が入ると良い➡良い音
⑧「aiai」と繰り返すものはもっと強い効果がある➡良い音
⑨aiを伸ばす音はさらに強い効果がある➡良い音
⑩aaaのように連続する母音は強い効果がある➡良い音
⑪「ポジティブな意味の単語」の量と「ネガティブな意味の単語」の量が1:1だとネガティブな言葉の威力の方が大きいので「明るい歌詞」と「暗い歌詞」があるなら明るい歌詞の分量を多くしないといけない
⑫「希望の意味の歌詞」で歌を終了させる
⑬暗い意味の歌詞の後には希望の意味の歌詞で否定する
⑭サビの中にある悪い音は被害が大きい
⑮音の数が増えてくると無音ができた瞬間にその場所が悪い無音になる
⑯前奏はないか、サビ同然のメロディがないとダメ
⑰「聞く」という行為に集中できるように音の層が厚い曲が良い
⑱打楽器の音程でaeoを作りiuを回避する
⑲フレーズの最初と最後にがiuであっても同じ音で揃える場合は回避できる


一応これを踏まえて聞いていきます。


未知さんのdance DANCE!に似た曲をアレクサに選んでもらいました。PAX JAPONICA GROOVEさんのStay gold (feat. Hiro-a-key)です。

私は普段こういう曲を全然聞かないんです。好き嫌いで言うと好きではないけど脳にいいということだけはわかります。46秒目からのキラキラしたフレーズとかは脳にグイグイくるのがわかるけど、てんこ盛り過ぎてあざとい!!

キラキラした合成音がいいのはわかるんだけど、こんなキラキラ!!

ボーカルの声がもっと伸びがよかったら印象が違ったと思うんです。こういうこってりコテコテしてる感じが苦手だけど1日に50回リピートして5日6日は続けて聞けます。そのくらい頭痛がしたりするような問題の箇所がないし聞きべらない。


これに似ていると言われた曲、実は歌詞がありません。これは良いヒントを得られるのでは?!と期待したのですが私にはよくわかりませんでした。音楽詳しい人は読み取って教えてください。

https://www.youtube.com/watch?v=F6jOr8Mdy_0&list=RDF6jOr8Mdy_0&start_radio=1

次いきましょう。


これに似た曲というのが、THC OCCULT RADIOのTurning Onです。

アレクサが音として似てるというのであれば、今回は歌詞付きですが歌詞は今回無視して考えます。脳を癒す音楽療法的な条件で言うと8割くらいがナシですが、サビだけでいうとアリ…。そのせいでナシな部分をある程度我慢できちゃうから、これは強いサビ。

この曲に似た曲がこちら。

元気ロケッツのBreeze。私は昔から飽きずにずっときいてます。音楽療法的な条件は合っている。爽快感、同じ音の繰り返しも充実している鬱音の少ないヘビロテ曲です。さっぱりとした女性の声も好感が持てます。


この曲に似た曲がこちら。
Q;indivi+のWAVES。

これは確かに!疾走感MAXですね。似てる。確かに似てる。音が似てる。


歌詞に頼らず、音の組み合わせ自体が良い曲の特徴は音楽をやっている人ならこれだけ聞けば「なるほどね」とわかるのかもしれないですね。

でもこの中で1曲を1日中エンドレスで聞き続けて3日以上耐えられそうなのは2曲しかありませんでした。これでは音楽療法的には使えない。

私が求めているのは「聞いているだけで脳のダメージを修復するのに効果のある音楽」なのだから。そしてそんな曲は必ず売れるはず。


聞き減りについて

ちなみに私のようにヘビロテ型人間にとっては曲の賞味期限というのがあって、ガッツリ同じ曲を延々と聞くと一定のところで飽きるん瞬間があります。ありえない程聞いていたくせにピタリと聞かなくなる瞬間がやってきます。それが聞き減り。問題はこの「聞きべりがいつくるか」なんです。

①聞きべりが1日以内➡単に売れない曲

②聞きべりが3日以内
➡具合が悪くなって聞けなくなるパターン:売れてもアンチの多いアーティストになる、歌っているアーティスト自身が病気になる
➡純粋に聞けなくなってしまう➡そこそこしか売れない

③聞きべりが4日以上かかる
➡売れる

この聞きべりのしやすさは鬱音をどのくらい含むかにもかかっていますが、鬱音の使い方次第では「人の気を引けるからいったん売れるが、アンチだらけだったり、その後歌っている本人にダメージがあってバンドを解散したり、病気になったりメンタルが落ちてトラブルを起こして脱退したりしがち」という問題が起きることが多いのであまりいいことがないです。

鬱音だらけの曲と言えばこの曲がとても分かりやすい。曲としては良い曲だし、私も大好きだけども。どんなに売れても自分が辛くなる曲は作るべきではないと思うんです。

私はしょごたん大好きだけども、この曲だけは普段絶対に聞きません。鬱音てんこ盛り。

https://www.youtube.com/watch?v=WCuToMRCsAs&list=OLAK5uy_nyH6gEn5SasTicS9JWzDasvHYP-Yt_PV8&index=11


鬱音で気を引いてもいい結果は待っていないんです。そして鬱音が入っている曲はヘビロテに耐えられないので結果すぐ飽きる曲になります。

鬱音が入っていない曲はこちら。

しょごたんのいい音だらけの曲はこちら。


ただどんなに聞きべりがしない曲も延々と聞いているとそのうちその時はやってきて聞けなくなります。そうすると次の曲が必要になってくる。

同じ曲を延々と聞いてるから同じ曲を聞かせておけばいいやとはならないんですよ。案外毎日のように「次に聞ける曲」を貪欲に探しているんです。

新しい良い曲が見つからないとずっと同じ曲を聴き続けないといけなくなって、聞きべりがした瞬間から辛くなるんですよね。

現状で、条件に合う曲といえばYOASOBIの曲は常にパーフェクトに近いので、聞いてればいいんだけど去年リリースされた曲の数が少なすぎてもう限界を超えています。

この曲は元ネタが明らかにペルソナ4ですよね。私はゲームもしたしサントラも買って聞いたしで、もう最初からこれは飽きてる。飽きた曲が元だとやっぱりすぐ飽きる。


ボーカルの部分は全く違うけど後ろで流れてる伴奏がまるまるペルソナ。

これとこれが足されたらこれができたみたいな感じ。


この2つをいいとこどりして足したらこれができる感じ。

これもちょこっとはいってるかな。
でももっと強い疾走感と頭に突き抜ける感じが欲しい。

これで聞くとわかるかな。



ああ、誰か…。脳に良い曲を作曲してほしいです。脳に良い曲は必ず売れるから。人はそれを聞かずにはいられない。

アレクサに探してもらったけど思うように沢山見つけることはできませんでした。

もう誰でもいいから作って欲しい。
疾走感の凄い鬱音の入らないヘビロテ曲を…。


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