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生体異物除去食とルバーブ

「生体異物除去食はデザートがなさすぎる」とよく言われるので、おいしいデザートがあったらいいなぁと真剣に考えてみました。チョコレートはみんな大好きだけどうちの子は食べるとすぐに意識を失って呼吸が止まるし、私も食べると頭痛がして物忘れがひどくなるし、グリコシル化に問題を抱える体質の人には明らかな毒。しばらく除去していると久しぶりに食べても「こんなにおいしくないものだっけ?!」と思ってしまいます。それと同じで大抵のおいしいものもしばらく食べないでいるとおいしさを理解できなくなっていることがあるので、デザート探しはなかなかに難しい。

・もともと食べても大丈夫なもの
・多少食べれなくても少量なら割と平気なもの

この中から選ぶべきだろうとは思うのですが、そもそもおいしくないとうれしくない。

私が今までに食べたスィーツの中で、腹を壊してもいいから食べたいものと言えば…。

ルバーブ。

日本のお店でルバーブはあまり売っていませんが、お菓子にするととてもおいしいと思います。

カナダのバンクーバーにあるドイツ人が経営するチョコレート屋さんがあって、そこでルバーブのタルトをいただいたことがあります。とてもさっぱりとしていておいしかった。できるならあれをもう一度食べたい。フランスを旅行したときも観光地のカフェでルバーブのシロップを使ったジュースを飲んで「なんてさっぱりした味!」と感動したことが。見た目と違ってさっぱりとしてておいしいんですよ。そしてあの時おなかを壊したりしませんでした。

ルバーブって食べれるんじゃないの?

と、思って調べてみたところ。

ルバーブの分類は次の通り。

界 : 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
目 : ナデシコ目 Caryophyllales
科 : タデ科 Polygonaceae
属 : ダイオウ属 Rheum
種 : R. rhabarbarum

ナデシコ目ってやばいやつ!今までおなか痛くなったのはザクロ!スベリヒユ!サボテン科もナデシコ目です。サボテン由来のお酒などは泥酔度合が凄まじく脳を破壊された感じになります。アカザ科もナデシコ目なのでほうれん草とかもここ。生体異物除去食的にはほうれん草は危険な野菜です。じゃあタデ科って何よと思ってみていたら、そもそもダイオウ属だわ。あの大黄の親戚!

ということで、食べれる確率上がりました。だって私は漢方の生薬の大黄は飲めるしよく効くしいい薬!ルバーブをおいしいと思ったのもわかる気がする!

これは!!いけそう!!!しっかりあくをとってジャムとかにして食べたら問題なさそう!ラフィノースを使ってガレクチンをデコイしちゃえばいけそう!


でもあんまり売っていなくてこれからちょうど旬だからネットで買えないこともないけれど妙に高額だし、畑に自分で植えるところから始めないといけないかもしれない。


ルバーブは乾燥と日陰を好む植物。耐寒性があって強いけれどうどんこ病などの病気には弱い。でもおおむね育てやすいんだと思う。水やりしすぎなければ。ベランダで育てられるかな?畑が欲しいな…。

そして苗を植えるならちょうど今の時期です。

うーむ。

そして収穫できたならこういうのを作るわけです。
とりあえずルバーブジャムとシロップね。

ルバーブは「体内の毒素や水分を排出するデトックス効果がある」と言われていて葉や骨を強くするそうです。糖やコレステロールが抑えられて視力の回復に効果があると言われています。なんだかこの条件だけでもABタイプっぽいですよね。

ということは、同じタデ科のソレルも食べれる可能性が出てきました。確認するにはまず種を植えることから始めないと…。


こんなことを言っているとなんて細かいことをやっているんだと思われそうですが、私は食べれるものを増やしたいです。生体異物除去食をやっていると食べれるものが本当に少ないから。特に美味しいスィーツを食べて暮らしたい。

切実ですよ~!

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