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今日覚えたい文法

すぎて出かけられない

気温が高くて「暑い」と感じる時の表現は、
Il fait chaud. でしたね。

「暑い(≒ Il fait chaud.)」と書いている限りは、暑いことを不快に感じているのか好ましく思っているのかは伝わらないのです。
話しているときには「声色」や「表情」がそこに加わるので、発言の意図はわかるのですが、文字列だと「空気」が伝わらないので、誤解される可能性が充分にあります。

では、どうしましょう。
不快に感じている時には「限度を超えている」ことを伝える trop があると、確実に嫌がっていることをわかってもらえます。

Il fait trop chaud.
(限度を超えて暑い、暑すぎる、我慢できない)

で、出かけられないのです。
trop 形容詞(または副詞)ときたら、多くの場合、次には pour が置かれます。「〜するには… すぎる」と言う表現は英語の "too … to" と同じですね。

Il fait trop chaud pour sortir.
うん、良さそうです。
これで充分ですよ。

「文法的には」sortir の意味上の主語が存在しないという不思議な構造の文ですが、いいんです、わかるから!

Il fait trop chaud pour qu'on puisse sortir.
う〜ん、無駄に「重くて長い」だけですね。
聞いたことがありません!

Il faut au moins le passeport pour voyager à l'étranger.
誰が旅行するかは言わなくて問題ないの?
→いいんです、わかるから!

ご参考まで

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