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今日覚えたい文法

どのタルトにしますか?

Vous voulez quelle tarte ?
もちろん大正解です。

では laquelle を使ってみてください。

確かに quel(le) に比べるとさほど頻度は高くない気がしますよね。
→いえいえ、そんな事はありません。気のせいです。

(選択肢が無限と感じるくらい、もしくは選択の幅を気にしないで)
何にする?
→Qu'est-ce que tu veux ?

(選択肢が限られていて)
どれにする?
→ ???

実は選択する名詞が分からなければ、フランス語では「どれ」さえ言えないのです。
理由は、単純明快。

vouloir の直接目的語は名詞。
名詞には性(数)がある。
ターゲットの名詞が決まらなければ、どれ(lequel, laquelle, lesquels, lesquelles)さえ言えない。

という訳で、タルト(女性名詞)が話題になっていて「どれにする」と聞きたい場合は、

Tu veux laquelle ?
(2つ以上買ってもらえる場合は)
Tu veux lesquelles ?

では、「どのタルト」と聞きたいいときは、どうすればいいのでしょう。
正直申し上げて、無理やり laquelle を使う必要などないのですが、文法の学習だと思って考えてみてください。

こんな時は、何種類もあるすべてのタルト(les tartes)の (de)  laquelle(どれ)と考えるのです。

laquelle de les tartes → laquelle des tartes
こうすれば2つの名詞(laquelle と les tartes)を共存させることができます。

Tu veux laquelle des tartes ?
Laquelle des tartes te plait ?

ところで、"tarte" で画像検索をしてみてください。
こんな大きいタルト全部、食べられますか?

一人用のタルトはなんと呼ぶのでしょう?

まっ、調べてみてください。

ご参考まで

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